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退職代行を使うのはクズでも卑怯でもない理由【当然の権利です】

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退職代行を使うのは気が引ける。
「退職代行を使うやつはクズだ」と言われた。
会社に迷惑をかけてしまうかもしれない。

そんなふうに悩んでいませんか?

こんにちは、おるんです。20代で7社を経験した元ジョブホッパーです。バックレ退職の経験も2回あります。→詳しいプロフィールはこちら

退職代行を使うのは「何だかズルい」とか「会社に迷惑をかけてしまうのでは」と気が引けている方もいると思います。

結論から言うと、退職代行を使うのはクズでも卑怯でもありません。「職業選択の自由」は労働者の当然の権利です。退職代行を使わなければ退職できないような会社は、むしろ我々の権利を脅かしていると言う点でよほど卑劣な存在です。あなたが気にする必要はありません。

この記事は、退職代行を使うのに抵抗があるという方に向けて、理論武装するための助けになる内容になっています。

会社に気を使う必要はありません。あなた自身のことだけを考えましょう。

退職代行がどんなサービスか知りたい方は、退職代行サービスとは?利用シーンや注意点について解説をご覧ください。

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退職代行を使うことをクズだとか卑怯だと言う人の心理

退職代行サービスを利用することについて、「卑怯だ」「迷惑だ」「お世話になった人に申し訳ないと思わないのか」、ひどいものになると「クズ」と「クソ野郎」などと批判する人がいます。こうした人は、「会社に迷惑をかけてはいけない」とか「退職の意思は自分で伝えるべきもの」といった偏った価値観にとらわれているのでしょう。

バックレ退職を経験した私としては、こうした批判は本人の状況を何も分かっていない綺麗事としか思えません。
退職代行を利用してでも辞めたい理由が本人にはあるわけです。その理由の大小や正当性について他人がとやかく言う筋合いはありません。

退職代行は卑怯ではない理由

繰り返しになりますが、退職代行を利用することは卑怯でもクズでもありません。これは気持ちの問題だけではなく、しっかりとした理由があります。
一つずつ解説していきますので、参考にしていただけると幸いです。

辞めたくても辞められない会社側に問題あり

退職代行を利用しなければならないほど社員を追い込む会社は、間違い無くブラック企業です。社員に長時間労働を強いたり、パワハラがあったりと、法律スレスレの仕打ちをしている企業も少なくありません。

そうした企業は、社員の「辞めたい」という声に耳を貸さず、無理な労働を続けさせることがあります。また、そもそも業務が多すぎて転職活動もままならないといった状況に陥ることもあります。

このような会社を辞めるためには、バックレるか退職代行を利用するくらいしか方法がありません。

あなたの心身の健康は何物にも代えがたい財産

会社が嫌で嫌で仕方がないのに働き続けるのは、心身の健康を壊す原因となります。特に心の病は、一度なってしまうと再発を繰り返すことが知られています。私は障がい者雇用の面接を担当する機会があるのですが、精神障がいのある方からこうした声をよく聞きます。

健康な心と体は、他の何物にも代えがたい財産です。健康だからこそ仕事に打ち込めるのです。

嫌なことを続けた結果、不健康を手に入れたのでは本末転倒です。ご自身の健康を守ることは正義です。誰にも「卑怯だ」などと言う資格はありません。

時間が経つほど人材価値が下がる

時間は有限です。嫌な会社で働いても、楽しく過ごしていても同じだけ時間は経ちます。

そして、有効な経験を積まないまま時間が経てば経つほど、ビジネスマンとしての人材価値は下がっていきます。「ここで働いても未来はない」と感じるなら、その会社で働き続けてはいけません。

退職代行を利用することを「卑怯だ」と言う人も、あなたの人材価値が下がることについて責任を取ってはくれません。

気にする必要はありません。あなた自身の未来を守るために、今すぐ会社を辞めましょう。

仲の良い同僚との関係性が壊れるのではないかと不安

退職代行を利用すると、「同僚との関係性が崩れるのでは」「円満退職をできないのでは」と心配される方も多いでしょう。

人間は感情によって動きます。法律や倫理的には問題のないことだとしても、同僚や会社との関係性が変わってしまうのは避けられません。

しかし、あなたが退職代行を利用することで同僚にとってプラスに働く可能性もあるはずです。

実は同僚に勇気を与える行為

あなたが退職代行を利用して辞めたことを「勇気ある抵抗」と捉えてくれる同僚もいます。

また、「その手があったか」と、同僚に気づきを与えるきっかけにもなります。あなたから勇気を得て、後に続く同僚もいるかもしれません。

あなたの行動が、誰かの人生を良くする可能性もあるわけです。

残された人の待遇改善が期待できるメリットもある

これは経験から感じることです。退職代行ではないのですが、私は辞めた会社に弁護士を通じて未払い残業代を請求したことがあります。

この時に元同僚から、「お前のおかげで、俺たちにも残業代が支払われた」と感謝されたのです。

退職代行業者から連絡がきたことがきっかけで、コンプライアンスについて考え直してくれる会社もあるはずです。

同僚にも仕事を辞める権利はある

ブラック企業に勤めていると、同僚とは運命共同体のような連帯感が生まれることがあります。ブラック経営者という共通の敵が生まれるからですね。

このような環境で退職すると、中には「裏切られた」というような感情を抱く同僚もいます。一人だけ逃げ出すのはズルいと感じるのでしょうね。
実際問題として、あなたが抜けることで残された社員には業務の負担が増えます。

あなた自身、「同僚に悪い」と思ってしまうかもしれません。

ですが、そんなことを考える必要はありません。あなたの同僚にも仕事を辞める権利はあります。同僚はあなたではなく、行動を起こせない自分に腹を立てているのです。

関係を続けたい人には一声かけておくのもあり

どんなブラック企業でも、気の合う同僚や面倒見の良い先輩はいるものです。あなたにも、お世話になった人がいるかもしれません。

そうした人は、あなたが退職代行を使うほど追い詰められていることに「卑怯だ」などと言ったりせず同情してくれるでしょう。退職後にも関係を続けておくのはプラスに働くはずです。

私にもブラック企業時代にお世話になった先輩がおり、今でも花見に誘われるなど良好な関係を続けています。仲の良い人には退職代行を使うことについて一言連絡しておくのもありだと思います。

辞めた後の就職活動が心配

退職代行を使って辞めたことは、よほどのこと(※)がない限り次の就職先にはわかりません。

※よほどのこと→「前職の同僚の知り合いが次の職場にいる」「業界が狭く他社の人事情報が筒抜け」などの特殊なケース。

履歴書にも通常通り自己都合退職と書けば問題ありません。

転職回数が増えることで今後の採用選考に不利になってしまうことはありますが、履歴書の書き方や業界選びでなんとかなる場合もあります。後のことは気にせず、あなたの今を守ることを優先してください。

履歴書の書き方に不安がある方は以下の記事も参考にしてください。

参考:転職回数が多い人の履歴書・職務経歴書の書き方【7回転職&採用経験者が教えます】

バックレ経験者が思う退職代行のメリット

はじめの方で書いた通り、私はバックレ退職の経験があります。参考→仕事を飛ぶとどうなる?正社員をバックレた経験者がその後のリスクやデメリットを語る

私がバックレた頃は、退職代行というサービスはありませんでした。ですが、私が今ブラック企業で働いていたとすれば、間違い無くこのサービスを使うでしょう。

同じ「いきなり辞める」という行為ですが、バックレと退職代行では得られるメリットに雲泥の差があります。

会社と連絡を取らずに即日退職できる

退職時に一番の難関になるのは、上司に退職意向を伝えることではないでしょうか。パワハラ気味の上司であれば「怒られるかも」と萎縮してしまい、言えないままずるずると働き続けてしまうでしょう。

「辞めたいけど辞められない」とモヤモヤとした気持ちを抱え続けるのもしんどいですよね。

退職代行サービスでは、あなたに代わって退職の意思表示をしてくれます。退職代行サービスの多くは、弁護士や労働組合が運営しています。弁護士や労働組合からの要求を、企業側は簡単に退けることができません。

ただし注意は必要です。弁護士でも労働組合でもない一般企業が運営している退職代行の場合は会社側と交渉する権利がないため、最悪の場合退職できないことがあります。

詳しくは退職代行サービスとは?利用シーンや注意点について解説に書きましたのでこちらを読んでみてください。

有休消化ができる

有給休暇の消化は労働者の権利ですが、中にはこうした権利を無視する悪質な企業もあります。実際に私の働いていた企業も、有給休暇を受理しつつも、実際には「もちろん来るよね」と言って従業員にタダ働きさせていました。

退職代行を使うと、有休消化の権利を守りつつ退職することができます。

勤めている会社について「コンプライアンス意識が低い」と感じる場合には、退職代行サービスを利用した方が良いかもしれません。

退職金を支払ってもらえる場合も

退職金制度のある会社でも、自己都合退職の場合には、なんだかんだと理由をつけて減額したり払わないというケースがあります。

退職代行サービスを利用すると、本来もらえるはずの退職金を手に入れつつ辞めることが可能です。

普段から金払いの悪い会社を辞める際には、自分で交渉せずに退職代行サービスを利用した方が良いでしょう。

それでも退職代行を使うのには抵抗がある

ここまでメリットばかりを語ってきましたが、「社会人として間違ったことをしているのでは?」「こんな辞め方をして、後で後悔しないだろうか」などと心理的に抵抗のある人もいるでしょう。

あなたが心配している通り、退職代行を使うことについて卑怯者だとかクソ野郎などと非難する人は少なからずいます。「立つ鳥跡を濁さず」という価値観が浸透した日本社会においては、退職代行を使うということはやはり「非常識だ」と捉えられても仕方のないことなのかもしれません。

退職代行を使って辞めること自体は法律違反でもなんでもありませんし、退職代行を使って辞めたことは次の転職先などに知られることはありません。あなた自身が罪悪感を感じるかどうかの問題です。罪悪感よりも「今の状況を変えたい」という気持ちが強いなら、迷わず退職代行を使いましょう。

まとめ

退職代行サービスを利用することの正当性を解説してきました。

同僚や知人・友人などから、退職代行サービスを利用することについて「ズルい」「卑怯」「あり得ない」などと言われても気にする必要はありません。こうした声に影響されて、あなたが自分の人生を犠牲にしても、他人は責任をとってくれません。

あなたの権利と時間を守れるのは、あなた自身しかいないわけです。

もしも、働いている会社が従業員を大切にしていないと感じるのなら、退職代行を選択肢の一つとして考えてみると良いでしょう。

ただし、退職代行の運営会社によっては悪質なところもあります。実績豊富な弁護士や労働組合が運営しているサービスを利用するのが安心です。

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以下の記事で詳しく書いたので、参考になさってください。

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