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ウズカレITの公式サイトを見る月のストック収入が大卒初任給を超えた話【不労所得構築への道】
「ストック収入」や「不労所得」という単語は、実に魅力的な響きですよね。
こんな記事を読んでいるということは、あなたもストック収入への憧れがあるのではないでしょうか。
私もまったく同じです。正確には「同じでした」。
そう、やっとのことで、ある程度額を安定して稼げるストック収入を作ることができたのです。
「ある程度の」というのは、具体的な金額は避けますが、私が大卒で入社した会社の初任給を超える額のストック収入を安定的に手にすることができています。
ストック収入というのは、「不労所得」と捉えることもできますが、正確には「不労」ではありません。
「労働時間と収入を切り離した」という言い方の方が近いでしょう。つまりは、働く必要はあるけれど、働かなくても収入がゼロになることはない、ということです。
「場所にも時間にもとらわれない生活」に憧れる方は多いと思いますが、ある程度のストック収入があれば、それを実現させることも可能です。
さて、私がどのようにしてストック収入を構築できたのか。結論から言うと、Udemyとブログの合わせ技です。
と言われても、イメージがつかない方もいると思いますので、この記事で詳しく解説していきます。
どうやってストック収入を構築したのか
まずは、私がストック収入を構築した方法について解説します。
冒頭でも書いた通り、私のストック収入は、大きく分けると以下の2つから得ています。
- Udemy(コンテンツ販売)
- ブログ(広告収益)
構成比としては、全体の6割から7割程度をUdemyが占めています。ブログというのは、今読んでいただいているこのブログ以外にも5つほど運営しており、それらの合計です。
それぞれ、どうやって作っていたのかを解説します。
Udemy(コンテンツ販売)
「Udemy」は、私のストック収入の大部分を支えています。
Udemyというのは、世界最大級のオンライン動画学習プラットフォームです。例えばプログラミングや英会話など、ビジネススキルを中心に、専門家が作った動画講座で学べます。
私の場合、始めのうちは、普通にユーザーとしてUdemyを使っていました。ある時、Udemyで受けた講座で「誰でも講師になれる」ということを知り、挑戦することにしたというわけです。
私は2023年の秋頃にUdemy講師として参入しました。最初のコースを出した月の収益は165ドル(当時のレートで23,000円ほど)でしたが、「ブラックフライデー」という、Udemyが年で一番売れるセールの効果もあり、どんどん受講生が増えたのです。それから半年程度で、毎月400ドルから600ドルくらいの収益をコンスタントに出せるようになっていきました。
Udemyの収益は、いわゆる「コンテンツ販売」と呼ばれている手法です。講座の売上の3割から9割ほどが講師の取り分になります。講座が1本売れると、大体400円から1000円程度の収入になります。
講師になってみて実感したのですが、Udemyはストック収入を得るために非常に優秀なプラットフォームです。動画講座を作って出品しておけば、Udemyが勝手に宣伝して売ってくれるからです。
「クオリティの高い講座を出す」というハードルをクリアすれば、まさに「ほったらかし」で収益が上がっていきます。
3コース目を出した後は、毎月の収益は900ドル前後まで伸びました。Udemyだけで、日本円にして13万円前後を毎月安定的に稼げるようになったということですね。
受講生の方から質問が来たり、コースの内容が古くなればメンテナンスをしなければならないため、完全な不労所得とは呼べません。それでも、自分の労働時間とは関係なくお金を運んできてくれる仕組みとして、Udemyは非常に優秀です。
このブログの内容的に、クライアントワークに支障をきたすかもしれないので、ここでは講師名は伏せておきます。このブログのプロフィールに書かれているのと同じような経歴の講師がいるはずなので、興味のある方は探してみてください。
ブログ(広告収入)
ブログもストック収入として優秀です。
一部では「ブログはオワコン」という声もありますが、検索ユーザーはいくらでもいるので、まだまだ稼げます。実際に、あなたも今このブログを読んでいますよね?
さて、ブログで稼ぐというのはどういうことかというと、簡単に言うと「広告収入」です。読者の悩みに答える記事を作成してユーザーを呼び込み、商品やサービスの広告に誘導するということですね。当ブログでも、転職エージェントの広告を貼っています。
サイトに貼り付けた広告から商品やサービスが利用されると、売上の何割かがブログ運営者に支払われます。これが基本的なブログ収益の仕組みです。「アフィリエイト」と呼ばれる手法ですね。
私の場合、ブログを自分で構築するというよりは、人が作ったブログを買って改善して収益を上げています。自分で立ち上げるよりも、そちらの方が得意だと気づいたんですね。
ちなみに、このブログは私自身が立ち上げて、すべての記事を自分で書いています。収益というよりはオピニオン用(主張)という位置付けだからです。こういうブログがあってもいいですよね。
ストック収入の構築方法(簡単ではないです)
ここからは、ストック収入の作り方について解説します。
はじめに書いておくと、ストック収入を作るのは簡単ではありません。それでも挑戦したいという方のために、私のやり方を共有しておきます。
Udemy
Udemy講座を作る手順を簡単に説明すると以下の通りです。
講師になるために資格などは必要ありません。本人確認のステップはありますが、顔出しも必要ありません。
Udemy講師をやってみようという方は、とりあえず登録だけでもしておきましょう。
何の講座を作るのかをリサーチして決めます。
「自分にできること」と「世の中に求められること」が交差する部分でネタを探すのがコツです。
私の場合には、Googleアナリティクスなどのマーケティングツールを使うのが得意なので、それを題材に選んでいます。
「どんな切り口で講座を作るか」というのも重要な要素です。
例えば「初心者向けなのかor中級者向けなのか」「会社員向けなのかorフリーランス向けなのか」など、ターゲットの決め方一つで売れ行きも変わります。
切り口を決めたら、講座全体の構成をスプレッドシートにまとめておきます。
Udemyの文化的に、1つのチャプターが、だいたい5分から10分程度に収まるように作るのが良いとされています。
構成に沿って、PowerPointやCanvaでスライドを作ります。
わかりやすい講座は高評価が付きやすく、その後の売上に直結します。スライドは図解や画像を使って丁寧に作り込むことをおすすめします。
私の場合は、講座で話す内容はすべて原稿に落とし込んでいます。
フリートークだと、つっかえたり話す内容を忘れたりと、明らかにクオリティが下がるためです。
文章にまとめておくと、それをブログ記事やYouTube動画の原稿としても使えるので一石二鳥です。
Udemyは顔出しの必要はありません。私の場合は、講座の全編をスライドとPCの画面録画で構成しています。
音声の審査は厳しめなので、マイクだけは良いものを使った方がいいです。
編集には、私の場合AdobeのPremiereProを使っています。仕事柄、Adobeのコンプリートプランを契約していたので、追加コストなしに使えるというのが理由です。
動画撮影と編集が終わったら、Udemyの管理画面から講座をアップロードします。
アップロード後は、Udemyの審査に提出し、それが通れば販売開始となります。
私の場合には上記の手順で講座を作っています。期間にして3ヶ月、実働時間は100時間程度かかっているはずです。
気が遠くなりましたか? または想像もつかないかもしれません。私も自分が動画講座を作るなど、フリーランスになった当初は想像もしていませんでした。
もっと詳しく知りたい方もいると思うので、いずれこのブログに詳しい手順を書きたいと思っています。いつになるかはわかりませんが気長にお待ちください。
ブログ
ブログの作り方については想像がつきやすいかもしれません。
立ち上げるときは大変ですが、Udemy講座を作るほどではありません。また、ブログの記事をUdemyコースやYouTubeに横展開できるのもメリットです。
私の場合には、フリーランスになってから立ち上げた会社のWebサイトでブログを書き、その記事をもとにUdemyコースの原稿を作りました。
自分でブログを立ち上げる方法
自分でブログを立ち上げる場合には、以下のような流れで作ります。ここでは一般的なWordPressを使ってブログを立ち上げる場合を例に解説します。
家に例えると、Webサーバーは土地、ドメインは住所です。ブログを立ち上げるためには、少なくともこの2つは必須です。
それぞれ別々に契約すると面倒なので、エックスサーバーやConohaWINGのように、サーバーとドメインがセットになっているものを使うのがおすすめです。
ちなみに、私はロリポップを使っていますが、設定が複雑な部分があるので初心者にはおすすめできません。
WordPressというのは、ブログを構築するためのシステムです。Webサーバーにインストールして使います。
前の方で紹介したエックスサーバーやConohaWINGには、WordPressを簡単にインストールできるサービスが用意されています。
売りたい商材から逆算してブログのテーマを決めます。
例えば転職エージェントへの登録を獲得したいなら、転職系のジャンルに絞り、ユーザーのニーズ(検索意図)をリサーチします。
リサーチ結果をもとに、ユーザーの悩みを解決する記事を書きます。
先ほどの転職系の記事の場合には、例えば「転職しなければ、こんなリスクがある」という形で読者の気持ちを煽り、転職エージェントに興味を持ってもらいます。
文章だけだと読みづらいので、挿絵的に入れる画像を探します。私の場合には、フリー素材サイトから借りた画像を、Canvaで編集して使っています。
最近はChatGPTの有料プランを使っているので、そこで生成した画像も使います。
作成した記事と画像をWordPress(ブログシステム)に入力し、記事を作ります。
ここでは概要程度しか書きませんでしたが、ブログの立ち上げ方については調べればいくらでも記事や動画が出てくるので、そういった情報も参考にしてください。
ブログを立ち上げるのは、Udemyほどの労力はかかりませんが、問題なのは集客の部分です。「SEO」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、ブログはこのSEOの難易度が高いんです。
SEOというのは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことです。簡単にいうと「検索エンジンでいかに上位表示させるか」ということです。
SEOについては、「これさえやればOK」というテクニックはなく、コンテンツの質やサイト構成、Web上でのドメインの評価など、さまざまな要素が関連します。
私の場合には、企業のオウンドメディア担当者として働いていたこともあり、この辺りの知識が豊富だったんですね。
ただ、1つ問題がありました。それは、そもそも「稼げるジャンルのブログを立ち上げるモチベーションが湧かない」ということです。興味のないことには少しも労力を使えない私にとって、この点がネックでした。
そこで考えたのが、「他人の作ったブログを買って運用する」という手法です。いわゆる「サイトM&A」というものですね。
サイトM&A
世の中には、せっかく立ち上げたブログを売りたいという方がいるんです。私からすれば「もったいない」と思うわけですが…。それらを、ありがたく買わせていただいて、収益化するというわけですね。
ブログを購入する方法で最も手っ取り早いのが、サイトM&Aのサービスを利用する方法です。私が愛用しているM&Aサイトが「ラッコM&A」です。いろいろなサイトが売られているので、見るだけでも楽しめるはずです。
私の場合、M&Aサイトで買ったブログを5サイトほど保有しており、これらの合計で月間7万円〜10万円程度の広告収益を得ています。
もちろん、ブログを購入するためには資金が必要です。これまで100万円ほど使いましたので、それを考えるとまだ赤字です。
簡単に書いていますが、サイトM&Aはお金もかかりますし難しい手法です。売られているブログの9割以上がハズレなので、それを見極める目がなければ損をするだけです。実際、私が購入したブログも、収益化できていないものがいくつかあります。
サイトM&Aは、ハイリスクハイリターンの投資といえます。これまでにサイト運営をしたことがない方は、手を出さないのが無難でしょう。
その他のストック収入
他にもいろいろなストック収入のアイデアがあります。例えばYouTubeやnoteですね。
文章、動画、音声などの形式を問わず、コンテンツを発信できるプラットフォームがあれば、ストック収入を作ることは可能です。
YouTube
YouTubeでマネタイズする方法は、わかりやすいものだと広告収入です。ただし、登録者1000人を超えなければチャンネルを収益化することはできません。
私の場合は、YouTubeについては、実はUdemyよりも前に始めています。Udemy講座を作るための練習のつもりでした。まだ収益化できる1000人には至りませんが、毎月順調に登録者が伸びています。
やってみてわかったのは、実はYouTubeは、Webサイトへの集客媒体としても優秀だということです。動画の概要欄にWebサイトのリンクを貼っておくと、そこから訪れてくれる人がいるということですね。数は少ないですが、YouTubeから訪れたユーザーは、かなりの割合でメルマガに登録してくれます。
YouTubeの発信内容は、Udemy講座を一部切り出して編集したものと、前述のブログ記事を動画化したものがメインです。ですので、そこまで手間をかけずに動画を作れています。
note
これから取り組みたいのはnoteでの有料記事の販売です。最近は「コンテンツにお金を払う」という意識も浸透してきており、noteもうまくやればもう1つの柱になるのではないかと考えています。
こちらも挑戦してみて、何か成果が出れば紹介します。
最大の敵は自分自身の心理的な壁
Udemy講座もブログも、形になるまでには手間も時間もかかります。ましてや収益化できるかどうかもわからないので、モチベーションを保つのが大変です。
これが、最も厄介な「敵」といえるでしょう。
例えばUdemy講座の場合、私はこれまでに4本の講座を作りました。一番短いものでも3時間分の動画を作りました。長い講座だと7時間です。
これだけ聞いても「やっぱ無理かも…」って思うことでしょう。実際に、私も1つ目の講座を作るまでは何度も心が折れかけました。4つ講座を出した今でも、ゼロから講座を作ることを想像しただけで気分が重くなります。
ですが、それがむしろチャンスなんです。私やあなたが「無理かも」と思うということは、世の中の大半の人がそう思うわけです。ということは、ライバルが参入してくる可能性が低いということです。
私も「面倒くさがり屋さん」としての自負があります。社内ニートをしている時にも、珍しく「お客さんから集金してきて」と簡単な業務を頼まれただけで「面倒くせえな」と思ってしまうくらいですから。でも、だからこそ「面倒くさい」という気持ちがとてもよくわかるわけです。
みんなが「面倒だ」と思っていることを自分だけがやって、ライバルを出し抜いてやろう。今の私は、そんなマインドで頑張っています。
いかにマインドブロックを壊し、「ライバルを出し抜いてやる」という方向に気持ちを持っていくか。ストック収益を構築するカギは、そこにあります。
まとめ:まずは1000円でいいからストック収入を作ってみよう
ここまで読んでみて、「ストック収入を作りたい!」とモチベーションが上がったでしょうか? それとも、「めちゃくちゃ大変そう…」とテンションが下がったでしょうか?
最後に、ストック収入作りを成功させるために、私がやってみて最も効果的な方法を書いておきます。
それは、「まずは1000円でもいいから、小さなストック収入を作ってみる」ということです。
あなたは「たった1000円」と馬鹿にできるでしょうか? やってみるとわかりますが、たったの1000円でも、ストック収入を作るのは大変です。
まず、「ブログはどうやって立ち上げればいい?」「動画の作り方がわからない」「発信したいネタがない」と多くの人が始める前に諦めてしまいます。始められたとしても、「誰もアクセスしてくれない」「広告がクリックされない」と悩むことになるでしょう。
ただ、その努力は必ず報われます。まずはブログを立ち上げて、半年くらいは徹夜でもなんでもして頑張ってみましょう。
私も最初のブログを立ち上げた時にはブラック企業に努めており、その環境から逃げたい一心で毎日午前3時くらいまでブログを書いていました…。
今でも覚えていますが、最初に45円の収益が上がった時には本当に感動しました。
たったの数十円とはいえ、「働かなくても収入が生まれる仕組みがある」というのは、意外にモチベーションが上がるものです。その1000円を「2000円、3000円…」と伸ばしていくのは、ゼロイチよりは難しくありません。
そして、その延長に「大卒初任給程度の金額を安定化させた」という今があるわけです。
では、その最初の1000円のストック収入を作るために何をするべきか。
ストック収入作りに取り組むためにおすすめしたいのは「ブログ」です。ブログといっても、芸能人が書いているような日記ではありません。読者の悩みを全力で解決するための、特定ジャンルに特化したWebサイトです。私が最初に始めたのは、「ルアーを自作する」という内容に特化したブログでした。このブログは全然収益にはなりませんでしたが、ここから多くのことを学び取ることができました。
その中の1つが、「文章力」というスキルです。
文章はすべてのコンテンツの種になります。たとえブログで収益を上げられなくても、その記事をもとにUdemy講座を作ってみるのもいいかもしれません。私も書き溜めていたブログがあったことが、Udemy講座作りのハードルを下げてくれました。
まずはブログに人を集めて月1000円の収入がストック的に入ってくるようにする。それが、ストック収入の第一歩です。
ストック収入を作り、あなたの人生が少しでも上向くことを願っています。