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【社内ニートは辛い】経験者にしかわからない過ごし方や脱出方法を解説

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社内ニートになってしまい辛い。
仕事がなくて暇すぎる…。
もしかしてこれって社内ニート…?

そんなお悩みを解決するための記事です。

こんにちは、おるんです。20代後半に1年間の社内ニートを経験しました。

社内ニートというのは、会社に行っても仕事を振られず、一日中暇つぶしをしているような人のことを指します。社内失業者とか、少し上の世代だと「窓際族」と呼んだりもします。

「ニート」と呼ばれていますが、仕事へのモチベーションがないわけではありません。むしろ、仕事をしたくてしょうがないという人も多いのではないでしょうか。

「一日中暇つぶしをしている」と書くと「羨ましい」とか「なりたい」とか思う人もいるかもしれませんが、社内ニート本人は想像以上に辛いんですよ。上司や先輩に「何か手伝えることはありますか?」と聞いても「今はないよ」と答えられること数ヶ月。どんな人でもさすがに心が折れます。

経験から言わせていただくと、社内ニートは辛いです。

社内ニートの何が辛いかというと、「自分の価値が否定された」という気持ちにさせられることなんですね。

この「仕事を任せてもらえない」「誰からも必要とされない」というのが想像以上に辛い。自己肯定感が下がるのが、こんなにも心にダメージがあるのかというのは、経験してみないとわからないことなのです。

社内ニートについて調べていると、転職サイトが運営しているサイトの記事が目立ちます。内容を読んでみると、社内ニートになったことがない人が想像で書いたような記事ばかり。

そういった記事には「社内ニートのなるのは本人にも原因がある」などともっともらしく書いてありますが、「そんなわけがない」と経験者の私としては思うわけです。本人の態度や性格も多少は関係するかもしれませんが、社内ニートという状態まで追い込む会社は異常です。

私は、社内ニートとして過ごした会社から脱出した転職先では、入社2年目で課長ポジションになりました。自慢しているのではありません。環境によっては、誰もが社内ニートになる可能性もあれば、課長になる可能性もあるということを言いたいのです。

誰もが、ある日突然、社内ニートになってしまう可能性がある

私自身、それまでの社会人生活で「なんでもソツなくこなす人」と言われることが多く、まさか自分が社内ニートになるなど想像もしていませんでした。今リア充の人も、次に転職した会社では社内ニートになってしまうこともあるわけです。

社内ニートの辛さは、経験した人にしかわかりません。この記事を読んでくださっているあなたも、社内ニートになってしまい毎日が辛いと感じているのかもしれません。

この記事では、私自身の経験を元に社内ニートになってしまう原因や脱出方法について考察します。

今の状況を冷静に分析し、どうすれば良い方向に行けるだろうかということを一緒に考えていきましょう。

社内ニートのポジティブ面について知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

今まさに社内ニートになってしまっていて「辛い」と感じているのなら、転職については本格的に考えておいた方が良いです。

重要な仕事を任せてもらえていない社内ニート状態の場合、転職活動を始めると「履歴書に書くことがない」となってしまうと思います。

そんな時に活用したいのが、サポートが充実した転職エージェントです。

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社内ニートは世の中にどれくらいいる?

まずは、ご自身が世の中的にどういった立ち位置にいるのかを把握するために、社内ニートがどれくらいの割合で存在するのか見てみましょう。

エン・ジャパンが2019年に800社を対象に行った調査によれば、「社内失業者(社内ニート)がいる」と答えた企業は6%、「いる可能性がある」も含めると23%もの割合で社内ニートがいるとされています。

あなた自身、「社内ニートになってしまった」または「自分は社内ニートかもしれない」と考えてこの記事を読んでいるのかもしれません。

でも安心してください。社内ニートはそう珍しいものではありません。私自身も社内ニート経験者でしたし、仕事を振ることができずに部下に暇な思いをさせてしまった経験もあります。規模の差はあると思いますが、「社内失業」という状態はありふれたものだといえます。

今まさに社内ニートで辛いというあなたも、「同じように悩んでいる人はたくさんいる」と考えてあまり思い詰めないようにしましょう。

きっかけはパワハラ上司との対立

社内ニートになってしまうきっかけは突然訪れます。

私の場合は、パワハラ上司と対立したことでした。

私が働いていたのは、とある業界新聞社です。入社した初日から若干嫌な予感を感じていたのですが、案の定、古い会社にありがちな職人気質の人ばかりがそろった会社でした。

例外なく全員のコミュニケーション能力が低く、私の入社挨拶も全員が無視。「よろしくお願いします」の一言もなく、それぞれが自分の席で淡々と仕事を進める。そんな会社でした。

中でも、私の直属の上司になった人物は、いわゆるパワハラ体質のクラッシャー上司でした。ことあるごとにネチネチと人格否定のような発言をしてくるような人です。

そのうち私も反応するのが辛くなり、何を言われてもシカトをするようになりました。

初めから振られる仕事がほとんどなかったのですが、クラッシャー上司を無視するようになってからは仕事は皆無になりました。たまに上司とは別の人間の仕事を手伝う程度です。こうして完全な社内ニートが誕生したのでした。

上司をシカトするなんてあり得ないと思われる方もいるかもしれませんが、当時の私は自分のメンタルを守るためにそうするしかなかったのです。自分のことが一番大切ですからね。

社内ニートが辛いと感じるポイント

上司とのコミュニケーションを絶ってからは、精神的に受けるダメージも少なくなり、以前より少しは過ごしやすくなりました。それでも、やはり仕事がない状態というのは辛いものです。

社内ニートであることが辛いと感じたポイントを分析してみると、以下の3つに絞られるかと思います。

  • 自己肯定感が下がる
  • スキルや経験が増えずに時間が過ぎていく
  • 周りから白い目で見られる

それぞれ見ていきましょう。

自己肯定感が下がる

「仕事を振られないのは自分に能力がないから?」などと悩み自己肯定感が下がります。個人的には、これが社内ニートの一番辛いポイントだと思っています。

自己肯定感が下がると何をやってもうまくいかない気になり、負のスパイラルに陥ります。

「転職してもまた同じことを繰り返すのではないか?」とネガティブになり、脱出しようという気も起こらなくなるんですね。

スキルや経験が増えずに時間が過ぎていく

何事も経験によって上達します。仕事も同じで、仕事を振られずに社内ニートになってしまうと、実務経験を積めずにスキルが磨かれません。

同期や後輩が経験を積んでメキメキと力をつけていく中、自分だけが取り残されていく感覚は本当に辛いですよね。

無意味に時間だけが過ぎていくというのも、社内ニートの辛いポイントです。

周りから白い目で見られる

周りからの目も気になります。

社内ニートの辛さは本人以外には伝わりにくいものです。社内ニートのことを「給料泥棒」などと悪く言う人もいます。

後述しますが、社内ニートになるのは本人だけの問題ではありません。社内ニートに向かって「給料泥棒」と言った本人が、次の年には社内ニートになっている可能性もあるわけです。

周囲の目は気になるとは思いますが、あまり自分を責めないようにしましょう。

社内ニートの1日の過ごし方あるある

社内ニートに慣れてくると、1日のルーティンのようなものができてきます。ここでは社内ニートの過ごし方あるあるをご紹介します。

自分宛のメールがこない

自分宛のメールがこないというのは、多くの社内ニートが経験するあるあるでしょう。

仕事がないので、メールボックスを開いても自分宛のメールが来ていることはありません。

それが当たり前すぎて、段々とメール自体開かなくなってしまいます。そんな中で、たまに総務などから自分宛に事務連絡が来ると見落としてしまうのが難点です。

トイレや休憩スペースにこもりがち

あまりに仕事がないと、自席にいるのが辛くなることがあります。

トイレや休憩室に行く頻度が増え、一回あたりの時間も長くなりがちです。

私は社内ニート時代には、出社してすぐに図書館に行き、そのまま1日過ごすという日々を送っていました。

仕事をしているふりをしてしまう

自分だけ仕事をしていないことに罪悪感を覚え、仕事をしているふりをしてしまうことも多いでしょう。

無駄にExcelを開いて適当にデータを入力したり、業務用の共有フォルダを開いたり。

これはまだ社内ニート状態に慣れていない初期にやりがちなことですね。慣れるとなんとも思わなくなります。

仕事をしているふりをするくらいなら有意義な暇つぶしの方法を見つけるのがおすすめです。以下の記事にヒントをまとめたのでご覧ください。

社会情勢に詳しくなる

会社に行くとまずはニュースサイトを開くという社内ニートも多いはず。

ニュースをじっくり隅々まで読むので、社会情勢にはかなり詳しくなります。

情報感度を磨いて転職や副業に活かしたいものです。

社内の人間関係に詳しくなる

仕事がないので、周りで聞こえてくる会話の内容に聞き入ってしまうことも多いです。

噂話が聞こえてきたり、「この人とこの人はよく一緒にいる」「あの人は部長のことを嫌っているな」などと社内の人間関係がよく見えるようになってきます。

動かないので太る

仕事があればコピーを取ったり外回りに出かけたり、何かと動き回る機会は多いですよね。

社内ニートはそうした機会がないので、動かず太ってしまうこともあります。

できるならジムに通うなどして体を鍛えておきましょう。自己肯定感が上がるというメリットもあります。

私が社内ニートをしているときにも、結婚式前だったこともあり、毎日会社帰りにジムに通っていました。当時の体脂肪率は8%程度で、人生で最もスタイルが良くなった時期でした。

社内ニートになってしまう原因

社内ニートになる原因は色々あるとは思いますが、本人にある場合と会社にある場合とがあります。

社内ニートになりやすい人の特徴

経験者として、社内ニートになりやすい人の傾向というものは存在すると思っています。これはその人自身が悪いということではありません。会社や同僚との相性の問題でそういう傾向があるということです。

性格やモチベーションはそう簡単に変えられるものではありません。ですが、ここで紹介した特徴を踏まえて、「自分にできることはないか?」と冷静に考えてみることも必要です。

後の章で解説する「社内ニートになりやすい人はどうすれば良いのか」も合わせて読んでみてください。

モチベーションが低い

やる気がない人には仕事が振られにくいです。

これは実際にモチベーションが低いかどうかは関係なく、「テンションが低い人」はモチベーションが低く見えるので要注意です。

私もどちらかというと無口な方ですので、「やる気がない」と見られることもあります(実際のところ、やる気がない時も多いです)。

無理に明るく振る舞う必要はありませんが、自分の態度が相手にとってどう見えるのかを把握しておく必要はあるでしょう。

スキルが低い

スキルが低い人も仕事を任せられづらく、社内ニートになってしまう可能性が高いでしょう。

新人はスキルが低くて当たり前なので、どちらかと言えば会社側の問題なのですが…。会社側からスキルが低いと見られる人は仕事が振られにくいということですね。

スキルが低いということを認識しておきながら放置して社内ニートを生み出すのは、完全に会社側が悪いということは言うまでもありません。

コミュニケーション能力が低い

「手伝えることはありますか?」「わからないので教えてもらえますか?」など、仕事を振られる側にもコミュニケーション能力が必要です。

こうした声がけが苦手な人も社内ニートになってしまう可能性が高いです。私もこの傾向があり、コミュ力の高い人がそばにいると、仕事を振られる機会を逃すことがありました。

ですが、こういったコミュニケーションは本来、上司や先輩が「今どんな仕事している?」などと気を使うべきです。完全にマネジメント側の怠慢なので、あなた自身は堂々と構えていて問題ないです。

仕事のミスが多い

ミスが多い人は、段々と仕事を任せられなくなり、社内ニートになってしまう場合があります。

「仕事ができる人のところにさらに仕事が集まる」と言われますが、これはその逆ですね。

仕事への向き不向きもありますので、一概に本人だけが悪いとは言い切れません。それに、ミスが多い人を放置するのは完全に会社が悪いです。

上司に反発する

上司や先輩に反発する人も段々と仕事を振られづらくなります。

社内ニートになった時の私はこれに近いですね。クラッシャー体質の上司を無視していたら仕事が振られなくなりました。

自分に批判的な人には、上司とはいえ近寄りたくないですからね。

ですが、本来は反対意見を言ってくれる人は貴重な存在のはずです。こうした人材が重宝される職場もあるはずです。

社内ニートを生みやすい会社の特徴

社内ニートが生まれやすい環境の職場もあります。ここでは、私自身が社内ニートだった職場を元に考察してみます。

ビジネスモデルがストック型

働いていない人が多少いたくらいでは売上が下がらないため、ストック型のビジネスモデルの会社は社内ニートが生まれやすいと言えます。

ストック型のビジネスモデルとは、サブスクリプションのように月額制の料金体系になっているサービスのことです。

売上が社員の人数や行動量に比例しないので、効率が良いのが特徴です。経営者としては理想のビジネスモデルでしょう。

しかし、「仕事をしていない人がいる」ということへの危機感が薄くなるため社内ニートが生まれやすいです。

歴史が古く業績が低迷している

歴史の古い会社は、それまでのやり方に固執しやすく、人員構成も固定化されやすいです。

それに加えて業績が低迷している場合は、仕事の量は減っているのに人員構成は変えないので、仕事量に対して人が余るという状況に陥ります。

仕事にあぶれた人が社内ニートになってしまうのです。

社長や役員が現場仕事をしている

社長や役員が現場仕事をしている場合も要注意です。

偉い人がいつまでもプレイヤーでいると、後輩が育たないのは当たり前ですよね。こうした人たちは、自分の基準で「こいつは仕事ができない」と評価し仕事を振らないことがあります。

仕事が属人的で、教育制度がなかったり仕事を教えるのがうまくない人ばかりがいる場合も多く、社内ニートになりやすい環境と言えます。私のいた会社も、この傾向がありました。

研修制度がない

研修制度がない会社は、仕事についていけない人が社内ニートになってしまう可能性が高いです。

そもそも人を育てる気のない企業はブラック企業と言っても良いでしょう。

社員教育は会社やマネジメントの義務ですので、それが果たされない結果社内ニートになるのは、完全に会社側の落ち度です。

ハラスメント

ハラスメントによって社内ニートになってしまう場合もあります。「仕事を振らない」というネグレクトのようなハラスメントです。

私が社内ニートになった直接の原因は上司を無視したことですが、その前にモラハラやパワハラがあったので、とっかかりはハラスメントだったわけですね。

コンプライアンス意識の低い会社で起こりやすいケースと言えるでしょう。

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社内ニートがクビにされない理由

社内ニートになったからといって、簡単にクビにされることはありません。

労働契約法という法律の中に、次のような条文があります。

解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。

労働契約法16条

会社は「合理的な理由」がなければ労働者を解雇できないということです。

さまざまな解釈がありますが、就業規則に違反するような行動をとったり、遅刻や欠勤が多いなど客観的に見て「合理的な理由」がない限りはクビになることはありません。

ですが、もしもあなたが上司の命令に従わないなどの理由で社内ニートになったのなら、解雇される可能性もなくはないので注意が必要です。私がやったように「上司をシカトする」というような行動をするのは危ないですね。

社内ニートを続けるリスク

社内ニートを続けるのは当然ながらリスクがあります。「楽だから良い」と現状に甘んじていると危険なので注意しましょう。

ここではどんなリスクやデメリットがあるのかを解説します。

スキルが身につかない

実務経験を積むことがないのでスキルが身につきません。

社内ニートは勉強をする時間があるからスキルアップできると考える人もいるかもしれません。資格勉強ならそれでも良いかもしれませんが、実際の仕事となるとそうはいきません。

仕事は「わかる」ではなく「できる」が重要ですからね。実務を積まなければ「できる」ようにはなりません。

実際、転職活動では持っている資格よりもどんな経験をしてきたのかを重視されます。実務経験を身につけられないのは大きなリスクです。

収入が上がらない

働いておらず成果も出していないので、評価されず収入も上がることはないでしょう。

毎年自動的に基本給が上がる会社もありますが、大抵は売上や成果に基づく昇給基準があるはずです。

社内ニートを何年も続けていると、いつまでも収入が上がらず将来苦労することになります。

精神的に病む

社会とのつながりが薄くなったり、「会社の役に立っていない」と自己肯定感が下がったりすることで、精神的に追い詰められていくリスクがあります。

実感として感じていないとしても、精神的になんらかの悪影響があるはずです。

私の場合、社内ニート中に受けたSPI試験の性格検査でネガティブな影響がありました。

社内ニートを抜け出す方法

社内ニートを続けるのはリスクやデメリットが大きすぎます。

もしも社内ニートになってしまった場合は、早めに抜け出せるよう行動してみましょう。

置かれた状況的に難しいものもあるとは思いますが、できることがあればすべて取り組んでみることをおすすめします。

総務や人事に相談する

それができないから社内ニートになっているのだとは思いますが、今一度相談できる部署がないか確認してみましょう。

大きい会社ならキャリア形成を担当する部署を設置している場合もあります。そうした部署に相談することで、あなたの上司に改善を促してくれる可能性もあります。良心的な会社なら部署異動をさせてもらえる可能性もあります。

まずは社内に相談できる部署がないか確認してみましょう。

他の人の仕事を手伝う

声をかけやすい人がいるなら、事情を話して仕事を手伝わせてもらうのがおすすめです。定常的に仕事をもらえるようになれば、その時点で社内ニートを卒業できます。

実務経験を積むことができるので、職務経歴書に書く内容を増やせるのもメリットです。

仕事の手が足りないと思っている人は探せば結構見つかります。そうした人がいないか確認してみましょう。

ただし、組織によっては部門間の仕事のやりとりに厳しい場合があります。そうした社内ルールがないかも合わせて確認してみるのが良いでしょう。

部署異動を願い出る

部署を変えることで状況が変わるケースもあります。あなたの部署だけが社内ニートを排出しているようなら、部署の異動ができないか確認してみましょう。

直属の上司に言いづらい場合には、人事部などに掛け合ってみてください。

また、異動をするための条件などが社内規定で決まっている会社もあると思います。そういった会社の中の決まり事を調べてみるのも解決の糸口になるはずです。

休職する

休職制度があるならこれを利用するのも一つの方法です。就業規則を確認し、ご自身の会社で休職できる場合の条件を調べてみましょう。

大抵の場合は医師の診断書などが必要になると思います。

もしも休職制度がないけれど、辛くて会社を休みたいのなら有給休暇を活用すると良いでしょう。場合によっては労災と認定してもらうこともできるようです。

休職制度や有給休暇もなく、今すぐ逃げ出したいくらいに辛い場合には、退職代行サービスなどを使うのも一つの方法です。以下の記事で詳しく解説しています。

退職代行サービスとは?利用シーンや注意点について解説

転職する

今の会社で社内ニートを解消できないのなら、転職を考えるしかないでしょう。

転職活動については、異動や休職などと並行して行動しておくのが良いと思います。

現在はどこの業界も人材不足なので、もしもあなたが20代で若いのなら、それだけで転職活動は有利に戦えます。

年齢を重ねるほど転職活動は不利になりますが、社内ニート中の時間のある時に自分自身の経験やスキルを棚卸して、どんな業界のどんな仕事なら活躍できそうか自己分析してみると良いでしょう。

社内ニートの転職戦略については以下の記事で考察しています。

私自身、社内ニートで時間のある時にじっくりと転職活動をしたことで、その後の人生を好転させることができました。

以下の記事で詳しく書いているので合わせてご覧ください。

転職活動をする際、実務経験がなければ履歴書や面接の突破が難しくなるはずです。そんなときには、サポートの手厚い転職エージェントを利用するようにしましょう。

ウズカレITは、IT業界専門ではありますが、経験豊富なアドバイザーが個別面談で親身になってサポートしてくれる点に定評があります。無料でIT学習もできるので、「スキルや経験がない」と悩む方でもスキルの部分については補完ができます。

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社内ニートになりやすい人はどうすれば良いのか

前の章では、社内ニートを抜け出す方法を解説しましたが、「また次の職場でも社内ニートになってしまうのでは」と不安もあると思います。

では、社内ニートになりやすい人はどうすれば良いのでしょうか。ここでは2つの対策をご紹介します。転職や異動の際に意識しておくと良いでしょう。

環境を選ぶ

「コミュニケーション能力が低い」ことや「上司に反発する」という理由で社内ニートになってしまう人は、その人自身の性格によるものが大きいでしょう。性格を変えることは難しいので、その性格に合った環境を選ぶしかありません。

コミュニケーション能力に自信のない人は、作業を主体とするようなものづくりやドライバーなどなら人と関わらずにできるかもしれません。

上司や先輩を問わず意見を言わなければ気が済まない人は、コンサルティングのような議論好きな人の多い職業を選ぶと良いかもしれません。

業界や職種にこだわらず、自分に合った環境を探してみましょう。

スキルを身につける

何かに秀でた人は仕事に困ることがありません。自分自身が興味を持てる専門分野を探してみると良いでしょう。

「これだ」と思える仕事を見つけたら、転職サイトなどで未経験採用をしている求人に応募してみましょう。30代半ばくらいまでなら、未経験でも雇ってくれる会社はあります。

私自身、30代になってからWebマーケターを志し、その後大きめの会社のWebマーケティング責任者として働くことができました。今は独立しフリーランスとして生計を立てています。Webを使って集客するという専門スキルを身につけてからは、仕事が途切れたことがありません。

ただ、専門スキルを身につけるのは転職後が良いでしょう。実務経験を積むことができなければ、そもそも専門的な知識やスキルは身に着けることもできません。

社内ニート期間には、どこでも役に立つポータブルスキルを身につけるのをおすすめします。以下の記事もご覧ください。

参考:社内ニートこそポータブルスキルを磨こう【おすすめの勉強10選】

社内ニートを楽しむ方法

社内ニートも悪いことばかりではありません。状況が改善しないなら、社内ニートを楽しむ方向に舵を切るのもありです。自分を守るためには、開き直ることも必要です。

社内ニートを楽しむ方法については次の記事で詳しく書いているので、合わせてご覧ください。

時間がたくさんあるというメリットを活かして副業や資格勉強など好きなことに取り組むのも良いでしょう。

副業については以下の記事にまとめました。

社内ニートを楽しむのも良いのですが、一時的なものだと考えて、早めに転職活動を始めるなど脱出に向けて動いておくのがおすすめです。

まとめ

社内ニートは自己肯定感が下がったり周りから白い目で見られたりと辛い点が多いのが実情です。経験が積めずにスキルアップが難しかったり収入が上がらないなどの実害もあります。

仕事をしていないので経験が積めずにスキルアップも難しいなど、将来的にリスクやデメリットばかりがあるのが社内ニートです。

早めに社内ニートを抜け出すために動いた方が良いでしょう。部署異動や休職などで改善するならそれで良いですが、それでもダメなら転職に向けて動いてください。転職活動は社内ニートになってしまったらすぐにした方が良いです。

社内ニートという状況を楽しんでみるのも良いですが、一時的なものだと心えて脱出に向けて動きましょう。

あなたの社内ニートライフが好転することを祈っています。

その他の転職失敗時の対処法については以下の記事に書いていますので、併せてご覧ください。

参考:転職失敗して人生どん底のあなたが元気になるための記事

さらに繰り返しになりますが、社内ニートの場合には、転職活動ではエージェントを使った方が絶対に良いです。

私は1人で転職活動をしましたが、本当に苦労しました。※一応、自分で簡単なWebサイトを作ることはできたので、それをポートフォリオとして持って行って鼻で笑われました。

今後IT業界への転職を考えている方は、親身にサポートしてくれる転職エージェントを利用するようにしましょう。

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