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社内ニートこそポータブルスキルを磨こう【おすすめの勉強10選】

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社内ニートの有意義な過ごし方を知りたい。
暇つぶしは流石に飽きたしヤバいと思っている。
転職先でも役立つスキルを身につけたい。

もしあなたが社内ニートなら、そんなお悩みをお持ちではないでしょうか?

社内ニートは有り余る時間をどう使うかが重要ですが、ネットサーフィンに飽きると勉強意欲が湧いてくる瞬間がありますよね。とはいえ、「一体何を学べばいいの?」と悩んでしまう方も多いと思います。

この記事では、私が社内ニート中に勉強して役に立ったこと、「これを勉強していればよかった」と感じたことをお伝えします。

この記事を書いている私おるんは、20代後半に1年間の社内ニート生活を送りました。その後は大きめの会社でWebマーケターとして働いた後フリーランスになったのですが、社内ニート生活の中で学んだことが役に立つ場面も多いと感じています。例えばExcelスキルや文章力はその代表例です。

今回はその経験も踏まえ、社内ニートが磨くべきポータブルスキルについて解説します。

ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても役に立つ持ち運び可能なスキルのことです。課題発見力、論理的思考力、コミュニケーション能力などのことを指します。それだけだと抽象的なので、この記事ではExcelスキルやプレゼンテーションスキルなどテクニカルスキルに落とし込んで説明します。

置かれた状況が変わっても対応できるよう備えておきましょう。

社内ニートを脱出する方法については以下もご覧ください。

社内ニートは辛い?経験者が過ごし方や脱出方法を語る

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社内ニートがポータブルスキルを学ぶメリット

社内ニートの暇つぶしで何か勉強したいと思っている人は、ポータブルスキルを意識して学ぶと良いでしょう。ポータブルスキルを学ぶと、大きくは次の2点のメリットがあります。

転職先での立ち上がりが早くなる

どこでも活躍できるスキルを磨くことで、もしも転職した場合に即戦力として働くことも可能です。

社内ニートは、仕事を任せてもらえないためにスキルを磨く機会がありません。もしも人員整理などで会社を辞めざるを得なくなった時、何もできない状態で放り出されてしまい、転職活動やその後の仕事で苦労することになります。

それを防ぐためにも、どこでも通用するスキルを磨いておきましょう。

社内ニートを抜け出すきっかけになる可能性も

ポータブルスキルは、当然ながら今の職場でも役立ちます。

得意なことができてそれが知られるようになると、意外なところから仕事が降ってくる場合もあります。

ケースバイケースではありますが、現在の会社で社内ニートを抜け出すきっかけになる可能性もあるのです。

現在の職場にいながら社内ニートを脱出したい方は、身につけたスキルをさりげなくアピールしていくようにしましょう。

社内ニートが学ぶべきポータブルスキル

では、具体的にどのようなスキルを磨けば良いでしょうか。ここでは、どんな業種・職種でも使えるスキルを中心にお伝えします。

Excelスキル

個人的に最もメリットが大きいのはExcelスキルだと思います。データの加工や集計など、手作業では限界のあるボリュームをサクサク処理できると一目置かれます。私も業務で大いに助けられました。

最近使用機会の多くなってきているGoogleスプレッドシートも、Excel関数とほぼ同じものが使えるので応用が効きます。

スキル感の目安としては、VLOOKUP関数とピボットテーブルを何も見ずに使えるレベルであれば、どこでも通用するでしょう。

資格で言うと、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)のエキスパートレベルを取っておけば間違いありません。

また、ExcelにはVBAというプログラミング言語が搭載されており、マスターすれば人間では不可能な仕事量を秒でこなすことも可能になります。私自身、そのパワーを身をもって体験しました。以下の記事でそのパワーについて書いているので、興味のある方は読んでみてください。

参考:広告運用が激務でつらいならプログラミングで解決しよう【仕事が10倍速くなる】

PowerPoint/プレゼン資料作成

PowerPointも、Excelと並んでよく使われるアプリケーションです。

プレゼン資料やマニュアル作成に使われるので、触れる機会のある方も多いでしょう。

資料作成においては、アプリ自体の操作だけでなく、効果的なプレゼンテーションの構成案を考えられるようになっておくと良いでしょう。

プレゼン資料作成のスキルは、論理的思考力を鍛えるのにも役立ちます。

文章力

どんな仕事でも、文章を書くスキルは役立ちます。

メールの文章や営業のためのセールスライティングまで、オフィスワークであれば文章を書かない仕事はないでしょう。日本語は日本人なら誰でも使えますが、「効果的に使える」「使いこなしている」という人は意外に少ないです。

文章力があれば、副業としてWebライティングやコピーライティングを行うこともできるようになります。

文章は書いてこそ伸びるので、個人でブログ運営をするなど文章を書く場を作っておくと良いでしょう。

ブログの始め方については、次の記事でも解説しています。→【最強の独学法】Webマーケターになりたいならブログを始めよう

文章を書くスキルは副業にも活かせます。以下の記事でも解説しているのであわせてご覧ください。

参考:社内ニートにおすすめの副業5選【稼いでスキルアップして脱出準備】

タイピング

馬鹿にされがちですが、タイピングスピードもかなりの重要スキルです。

タイピングが早ければ、それだけ業務スピードの短縮になります。メールを打つ機会の多い人はそれだけで効率が上がるでしょう。

また、メールを返すのが億劫ではなくなるので、コミュニケーション能力も高くなります。レスが早いとチャンスをつかめる確率が上がります。

議事録や文字起こしの担当としても重宝されるでしょう。

e-typingの腕試しレベルチェックで200以上出せればビジネスレベルのタイピングスキルだと言えます。

ショートカット

PCの操作スピードが劇的に上がるショートカットキーを覚えるのもおすすめです。

調べてみるとわかりますが、PCにおける大抵の操作はキーボードのみで対応可能です。マウス操作よりも格段にスピードアップできるのでぜひ覚えましょう。

ちなみに、作業ウィンドウの切り替えショートカット(Altキー + Tabキー)は、社内ニートなら絶対に覚えるべきショートカットです。ネットサーフィンをしている最中に突然上司が後ろに立っても、瞬時にExcelの画面に切り替えればばれません。

英語力

これは言わずもがなですが、英語もどこに行っても役立つポータブルスキルです。

大手企業なら必ず英語サイトがあるので、翻訳ができると重宝されます。プレスリリースなどの翻訳を任されると経営層との距離が近くなるので、出世も早くなります。

IT関係の仕事なら、最新情報は英語サイトにしかない場合が多いので、英語ができると情報感度も高くなります。

英会話なら、音声だけで学べる点がメリットです。職場でもPCに向かいながらイヤホンで学習を進めましょう。

ITスキル全般/プログラミング

ITスキルが必要のない会社はありません。サーバやネットワークなど、ITのスキルがあるというだけで重用される場合もあります。資格ならITパスポートを取っておけば良いでしょう。

現在伸びているIT業界に転職すれば、年収を倍増させることも夢ではありません。→社内ニートがIT業界に転職して年収を2倍にした話

Excelの部分でも書きましたが、余裕があればプログラミングを学んでも良いでしょう。もしも残業の多い職場に転職した場合も、ルーティンワークを自動化して業務量を圧縮することもできます。

プログラミングスキルはIT業界にいなくても役立つスキルです。

私も実際に助けられました。→広告運用が激務でつらいならプログラミングで解決しよう【仕事が10倍速くなる】

決算書の読み方/投資

決算書を読むことができると、社会人として一目置かれます。

企業の業績を自分で判断することができるようになるので、転職や投資などに役立つ実用性の高いスキルです。

視座が高くなり、物事を俯瞰して見ることができるようになるのもメリットです。将来は経営やマネジメントに関わりたいという人には特におすすめのスキルです。

マーケティング

マーケティングもポータブルスキルとしておすすめです。

マーケティングとは、商品が売れる仕組みを構築することを言います。範囲がかなり広いのですが、「誰に」「どんな商品を」「どのように売るか」と言う考え方が基本になります。

非常に範囲の広い分野なので、学習にはかなり苦労するかもしれませんが、基本的な知識のみを持っておくだけでも役立つでしょう。

ビジネスへの理解が深まるほか、考え方を応用することで「自分自身を売り込む」という転職活動にも役立てることが可能です。

ITスキルと掛け合わせれば、Webマーケターとして活躍することもできるでしょう。

近隣のグルメ情報

これは人を選びますが、会社の周りや通勤経路にある飲食店をリサーチするのもおすすめです。

接待や飲み会の場所選びというのは、結構苦労するポイントです。利用したことのある店が多いと、それだけで「グルメに詳しい人」というポジションを取れるので重宝されます。

食事に行くのが好きなら、ランチや会社帰りなどに飲食店を巡ってみると良いでしょう。

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いつ転職しても良いように備えておこう

社内ニートというのは、かなりデメリットの大きなポジションです。仕事を振られずに自己肯定感が下がるだけでなく、仕事をしていないせいで将来に向けたスキルアップの機会も奪われるからです。

そして、社内ニート生活はいつかは終わります。その時に何のスキルもない状態で放り出されるという事態だけは避けたいものです。だからこそ、社内ニートではない人以上に備えが必要です。

転職や部署異動で社内ニート生活が終わった時に、安心して次に向かえるようスキルを磨いておきましょう。

社内ニートの転職戦略については、以下の記事で考察しています。

参考:社内ニートの転職戦略を経験者が語る【リア充社員にはない強みで戦おう】

まとめ

社内ニートが磨くべきポータブルスキルについて解説してきました。

勉強や読書が好きな人にとっては、社内ニートはスキルアップの時間が取れるチャンスだと捉えられるでしょう。時間という最強の資源を武器に自分を磨きまくりましょう。

これまで勉強とは無縁だったという人も、これを機に何かを学んでみると良いでしょう。

勉強する内容は、どこでも役立つポータブルスキルを意識することが重要です。この記事でご紹介した10個のうち一つでも良いので、調べて取り組んでみてください。

社内ニートは辛いことばかりではありません。次の記事では社内ニートが最高と思える瞬間をまとめています。こちらも合わせてご覧ください。

【勝ち組】社内ニート最高!と思える瞬間|なりたい人向けに経験者が解説


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