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【勝ち組】社内ニート最高!と思える瞬間|なりたい人向けに経験者が解説

社内ニートが羨ましい。
働かなくてもお金がもらえるって最高では?
社内ニートは勝ち組だと思う。

そんな、社内ニートに憧れる方へ向けた記事です。社内ニートのポジティブ面にフォーカスしお伝えします。

こんにちは、おるんです。20代の終わりに約1年間の社内ニートを経験しました。その後IT企業に就職し、社内ニートは卒業しました。現在はフリーランスWebマーケターとして働いています。

さて、社内ニートというのは基本的には辛いものですが、「楽しい」「最高!」と思える瞬間があることも事実です。例えば私の場合は、会社のすぐ近くに広めの図書館があったので、毎日就業時間はそこで過ごしていました。もともと読書が好きだった私にとっては、まさに天国とも呼べる環境です。

この記事では、そんな経験を元に、「社内ニートで良かった!」と思える瞬間をご紹介します。社内ニートになってみたいという方向けに、おすすめの行動や入るべき会社の特徴もお伝えします。

ただし一点、先にお伝えしておかなければいけないのは、社内ニートはメリットよりもデメリットの方が大きいのが現実だということです。この記事を読むと「社内ニートになりたい!」と思ってしまうかもしれませんが、なったらなったで辛いことも多いのでご注意ください。

社内ニートの辛さについては以下の記事で解説しています。合わせてご覧ください。

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社内ニートとは

まずは社内ニートの定義についておさらいしておきましょう。

社内ニートとは、会社員として勤務していながら仕事がなく、毎日暇を持て余している状態のことを指します。

ニートの本来の意味(就学も就職も職業トレーニングも受けていない状態)とは異なり、「働く気がない」わけではないケースもあります。

社内ニートになってしまう理由はさまざまですが、「職場とのミスマッチ」「上司が忙しすぎて仕事を振れない」「教育体制が整っていない」などが多いのではないでしょうか。突然開いたエアポケットに吸い込まれるように、誰もが社内ニートになってしまう可能性があります。

「社内ニートになりたい」という方も、意外に身の回りに社内ニートになるチャンス(?)は転がっています。

社内ニートが最高だと思える瞬間

社内ニートになってしまうこと自体は不幸な場合が多いですが、お伝えしている通り「最高!」と思える瞬間もあります。この章では、私自身が社内ニートをしている際にメリットだと感じたことを紹介します。

働かずにお金がもらえる

なんといってもこれでしょう。

私の場合は、働かなくても毎月21万円(手取り18万円くらい)もらえていました。額は少ないですが、毎日図書館に行って本を読んでいるだけで手取り18万円入ってくるんです。素晴らしい。

上司や先輩に働かせ、自分は給料をもらうだけという状態は、慣れると快感さえ覚えます。下々の人に働いてもらい、自分は彼らが稼いできた金の一部を搾取するという、ある意味「貴族」とも呼べる状態ですからね。

働かずにお金をもらえるという経験はそうそうできるものではありません。この貴重な体験を思いっきり楽しみましょう。

その上、私が社内ニートをしていた会社は定時が9時から17時まででした。休憩時間を除けば、拘束時間は7時間です(拘束はされていませんが)。これもラッキーでしたね。

ノルマや責任がない

大した業務を与えられていない社内ニートは、ノルマや責任などとは無縁の存在です。

あるとすれば、「毎日1冊読破する」という自分に課した読書目標くらいのものです。

現在まともに働いているあなたも、「今月の売上が足りない」とか「業務が終わるまで帰れない」といったストレスから逃げ出したいと考えているのではないでしょうか。

社内ニートになれば、こうしたストレスから開放されます。ブラック企業で働いているなどは、むしろ精神的に健康になれるでしょう。

ブラックな環境ばかりで働いていた私も、心のどこかノルマや責任から逃れたいと感じていたのだと、社内ニートになってから気づくことができました。

時間がたっぷりある

ノルマや責任がない、そもそもやるべき仕事もないので、時間がたっぷりあります。

最も価値の大きな資源は時間です。社内ニートは、誰もが喉から手が出るほど欲しい時間という資源をふんだんに持っています。言ってみれば、石油がたくさん出る土地を持っているようなものです。圧倒的な強みです。

この時間をスキルアップにあてるもよし、趣味の時間にあてるもよし、ネットサーフィンで時間を潰すという贅沢な使い方をしても誰にも怒られません。その上、お金までもらえるのです。最強です。

人生の中で、有り余るほどの時間を持ち、お金にも困らないという経験はなかなかできません。あなたも社内ニートになった時には、その状況を大いに楽しんでください。

私が実践した有意義な暇つぶし方法は以下にまとめましたので、あわせてご覧ください。

本読み放題

たっぷりある時間資源を使うのにおすすめなのは読書です。社会人になると読書の大切さを痛感する機会は多いですが、学生の時のように読書の時間が取れないというジレンマに陥ります。私も社会人になりたての頃、読書をする時間が減ったのがとてつもなくストレスだったことを覚えています。

社内ニートになれば、「必要なのに本が読めない」というジレンマから解放されることが叶います。自席で静かに読書していれば資格勉強をしているようにも見えるため、「あいつは社内ニートだ」と簡単に後ろ指をさされることもないでしょう。

外回りのできる社内ニートなら、私のように図書館にこもるのもおすすめです。

勉強し放題

資格を取りたい方やスキルを身につけたい方には、勉強し放題なのもありがたいですね。「社内ニート感」を出さずに過ごせるメリットもあります。

半分仕事に近いので、「働かずにお金をもらう」という社内ニートの醍醐味は薄れるのが難点ではあります。

「やりたいことがない」という方には、個人的にプログラミングをおすすめします。向き不向きの差が激しい分野ではありますが、身につければ社内ニートを卒業した時の年収アップも夢ではありません。

社内ニートが学んでおくべきことは次の記事にまとめましたので合わせてご覧ください。

副業し放題

有り余る時間で副業をすることも可能です。本業でキャリアを積めない分は副業で補いましょう。

クラウドソーシングで仕事を請け負っても良いですし、ブログやLINEスタンプで稼ぐのもありです。

本業でベーシックインカム的に月給をもらい、副業でも稼ぐという最強の稼ぎ方ができます。財布が2つあるようなものですね。

そうしたウハウハな状況を求めている方は、以下の記事もご覧ください。

副業する場合、自分のスキルに値段を付けて売れる「ココナラ」の利用がおすすめです。以下の記事で稼ぎ方について解説しているので参考にしてください。

いつでも休憩を取れる

社内ニートは、言ってみれば「ずっと休憩時間」のようなものなのですが、それでも疲れるしお腹もすきます。自分のペースで休憩を取れるというのは、やはりありがたいものです。

いつでも取れるとはいえ、あまりに自由気ままに休憩するのはおすすめしません。多くの社内ニートは、「仕事をしている」という体で過ごすのが基本だからです。外面はきちんと「働いている風」を装わなければなりません。そのマナーくらいは守りながら過ごしましょう。

「本当は楽しいけど楽しそうにしない」という演技力も求められるのです。意外に大変なんですよ。

社内ニートになりたい人におすすめの行動

ここまでの社内ニートのメリットを読んで、いよいよ「社内ニートになりたい」と気持ちを昂らせている人もいることでしょう。

ここでは、社内ニートになりたい人がどんな行動をとるべきかを経験をもとに解説します。

言われたことしかしない

社内ニートになりやすい行動パターンは、「気が利かない」「応用できない」「行動力がない」など。積極性が欠ける人は、上司や先輩から仕事を振ってもらいにくくなります。

上級者になると「言われたことすらしない」ができるのですが、これは懲罰の対象になる場合があるのでおすすめしません。あくまでも「振られた仕事はしっかりこなす」というスタンスでいること(そう見えること)が大切です。

私の場合は、クラッシャー上司をシカトしたことから社内ニート生活が始まったのですが、この時も必要以上のコミュニケーションを取らなかったことで仕事量がほぼゼロになりました。

ミスをする

ミスが多い人も仕事を振られにくくなり社内ニートになりやすいと言えます。ミスばかりする人に安心して仕事を任せられないですからね。

振った仕事をチェックするのは、実際に作業をするよりも神経を使います。ミスが多かったりクオリティの低い成果物を見るのは、それだけでかなりのストレスがかかります。

忙しい上司ほど、チェックや指摘に時間を使うとわかっている部下に仕事を振るのが難しくなっていきます。結果、仕事を振り辛くなるというわけです。

上司に楯突く

手っ取り早く社内ニートになるのなら、上司に楯突くというやり方もあります。「この仕事ってどんな意味があるんですか?」とか、「こっちの方が効率的だと思うんですけど」など生意気な態度をとるという方法です。やる側もエネルギーを使うので人を選びますが。

また、やり方を選ばなければ逆パワハラになってしまうので注意が必要です。人を攻撃するのは、あまり気持ちの良いものではないですからね。

ちなみに私の場合は狙ったわけではないのですが、クラッシャー気味の上司に対してシカトをしており、それが原因で全く仕事を振られなくなりました。

社内ニートになりたい人が入るべき会社の条件

ここまで書いてきた手法を駆使しても、組織や教育体制が整った「ちゃんとした会社」では社内ニートになることは難しいでしょう。

何事も環境が一番重要です。社内ニートが生まれるべくして生まれるという会社があります。

私が社内ニートをしていた企業の特徴をもとに考察します。

※完全な偏見ですので、この条件を満たせば必ず社内ニートになれるというわけではありません(そもそも社内ニートが生まれる環境が異常なのだという前提があることをお忘れなく)。

ビジネスモデルがストック型

ストック型のビジネスモデルを持つ企業は、社内ニートになる機会が多いと言えます。働かない人が何人かいたくらいでは売上が減らないからです。サブスクリプションのように、毎月決められた額の会費が入ってくるようなビジネスです。いわゆるチャリンチャリンビジネスですね。

私の所属していた業界新聞社も、新聞さえ発行していればお客さんからの月会費が入ってくるというビジネスモデルでした。

逆に、売上が社員数に比例するという営業会社などのようなビジネスモデルでは社内ニートになるのは難しいでしょう。上司も「一人当たりの生産性」を考えるので、常に何か仕事を振られるはずです。こうした会社で前述のような「言われたことしかしない」というようなことをしていると、退職勧奨を受けてしまうかもしれません…。

歴史が古い&業績が低迷している会社

歴史が古く業績が低迷している会社も、社内ニートになりやすい環境と言えます。年々業績が下がる一方で、部署あたりの人数や仕事の進め方が固定されているので、一人当たりの仕事量がどんどん減っていくからです。

私の所属していた業界新聞社も、毎号掲載する記事は決まっておりルーティンワーク中心の仕事内容にもかかわらず部署あたりの人数を減らさない会社でした。さらに、古参社員ほど仕事を手放したがりません。余剰人員(私です)が生まれる仕組みが整っていました。

社長や上司が職人気質

面接に行ったら、小さい会社なら社長が面接官ということも珍しくありません。

そんな時には会社の様子を聞いてみましょう。社長や役員など経営層も現場仕事をしているような職場は社内ニートになりやすい可能性があります。

社長が現場仕事をしているような会社は、経営が上手くなくても成立するため、構造的に社内ニートが生まれやすくなります。仕事の覚えが悪い新人がいても、「しょうがねえなあ」と社長自身が巻き取ってくれるかもしれません。

そうなればこちらのものです。社長や役員に働かせ、あなたは高みの見物です。貴族生活を楽しみましょう。

まとめ:いつまでも社内ニートでいられるわけではない

「社内ニートは最高」と言うテーマで書いてきましたが、そんな絶頂期は本当に一瞬で過ぎ去ります。

社内ニートの生活も、いつかは終わりが来ます。上司が変わった時、同じ部署に新人が入ってきた時、リストラが始まった時、終わりは突然やってきます。備えを怠った社内ニートは、その瞬間に淘汰されます。

社内ニートに憧れを抱いている人も、現在進行形で社内ニートを満喫している人も、これだけは理解しなければいけません。

突然戦場に放り出されても生き延びられる自分になるために、社内ニートといえども努力が必要です。会社に必要とされないなら、自分を必要としてくれる環境を常に探しましょう。

社内ニートだからこそ戦える転職戦略については以下の記事で考察しています。

働かずに給料をもらっている間に力を蓄えて、逆転のチャンスを虎視眈々と待ちましょう。社内ニートとして正しく過ごせば、年収アップに繋げることも可能です。私の社内ニート生活のその後については、社内ニートがIT業界に転職して年収を2倍にした話をご覧ください。

社内ニートになるなら戦略的に行動しましょう。現在社内ニートの人は、今からでも遅くありませんので今後の戦略を考えましょう。


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