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広告運用が激務でつらいならプログラミングで解決しよう【仕事が10倍速くなる】

広告運用がつらいならプログラミングで解決

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毎日のデータ集計がしんどい…。
急な入稿を依頼されて今日も残業確定…。
日々のルーティンワークが多すぎて、本当にやらなければいけない仕事に手をつけられない。

そんなお悩みをお持ちの広告運用者は多いのではないでしょうか?この記事では、広告運用者だった私が残業をゼロにした経験をもとに、広告運用の単純作業をプログラミングで解決できるという話をご紹介します。

こんにちは、おるんです。事業会社でWebマーケターをしています。

以前はWeb広告代理店で広告運用者をしていました。働き始めた当時は、集計や入稿などのタスク系作業に押し潰されそうになっていました。

「これではマズイ」と危機感を抱いた私は、作業を効率化する方法を模索。そんな中で出会ったのがプログラミングです。

必要に迫られて覚えたパターンです。

数万行のExcelデータを数分で綺麗に整えたり、数百個のキャンペーン設定データを一瞬で作成したり、手作業でやっていれば1日潰れてしまうような作業が嘘のように素早くでき、感動したのを覚えています。

毎日のように4時間以上残業していたところを、最終的にはゼロにすることができました。

広告運用の作業タスクで疲弊しているあなたも、大丈夫です。残業はなくせます。

残業に悩んでいるあなたが、明日から何をすればよいか。この記事を最後まで読んでいただければ、ヒントを持ち帰っていただけるはずです。

ちなみに私は、一度Webマーケティング職への転職に失敗しています。

原因の一つが、煩雑な作業に押しつぶされたことです。「あのときプログラミングができれば……」と思うこともあります。

その体験については、こんな転職はやめとけ|私が3ヵ月で辞めた理由【Webマーケティング転職失敗談】をご覧ください。

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広告運用の業務内容

広告運用でどのような業務があるのかわからない方向けに、まずは業務内容を説明します。

Web広告の運用業務は、大きくは以下7ステップに分けられます。

調査・プランニング

クライアントの商品理解のために、商品の機能やメリット・デメリット、競合商品、市場動向などを調査します。

商品を買ってくれる可能性があるのはどんなユーザーか、そのユーザーはどんなキーワードで検索してくるか、どんな言葉で伝えるのが最適か、などを考えていきます。

のような媒体を使うか、予算配分をどうするか、見るべきKPI(成果を測る指標)もここで考えます。

広告運用においては、この調査・プランニングのフェーズが最も重要です。

アカウント設計

商品のユーザーに最適なターゲティングを選んだり、キーワードのグルーピングを作成したり、調査結果をもとに実際の広告アカウントに落とし込める形に整えていきます。

Excelのシートに表を作ってまとめるのが一般的です。

クリエイティブ作成

商品理解ができたら、クリエイティブの作成です。

クリエイティブとは、テキスト、バナー、動画の3種類があります。どちらの場合も、まずはセールスコピーの作成から始めます。

広告運用業務では、テキスト広告は運用者自身が作ることが多いです。バナーや動画は、ワイヤーフレームなどを作り、デザイナーや動画編集者に依頼します。

入稿

設計書とクリエイティブがそろったら、管理画面に設定していきます。

最もミスが発生しやすいフェーズなので、ダブルチェックしながら慎重に進めます。

広告の成果を測定するためのタグマネージャー設定やGoogle アナリティクスの目標設定も忘れず行います。

運用

広告配信が始まったら、運用状況を見ながら単価調整やキーワードの除外など調整を行います。

近年は媒体側の自動運用が優秀なので、しっかりと設計を行えば、運用調整の手間はあまりかかりません。

データ集計

広告配信データやアクセス解析のデータを抽出・集計します。

複数の管理画面からデータをエクスポートし、Excelやスプレッドシートなどで統合。レポートにできる形式にまとめます。

広告別や日付別、ターゲット別など様々な切り口で見るため、場合によっては一つの媒体から複数の形式で抽出することもあります。

分析・レポーティング

運用結果をクライアントや上司に説明するための報告書を作成します。

プランニングの段階で見るべき指標(KPI)は決めてあるので、それに実際のデータを当てはめてレポートを作ります。

データから読み取れる傾向や改善すべき点を洗い出し、報告書に落とし込みます。

その後、見つかった課題を解決するために、新たなクリエイティブ作成やターゲティングの入稿などを行います。

PDCAのC(Check)の部分ですね。

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作業ボリュームの配分(理想と現実)

前述の業務内容の説明で少し触れたとおり、広告運用においては調査・プランニング・設計・クリエイティブ作成の部分が最も重要です。なので、最も時間をかけて取り組みたいのもこの部分です。下の図のようなイメージですね。

しかし現実には下のようになります。

考える仕事やクリエイティブな仕事にぜんぜん時間を割けません……。

入稿作業やレポーティングなど、作業的な部分に多くの時間を割かれてしまうんです。

それはなぜか。

何をするにもデータの量が多すぎる。これに尽きると思います。

入稿データが多すぎる

大規模なアカウントになると、キャンペーンやそれに紐づく広告グループの数が数百となる場合もあります。

その配下にキーワードの掛け合わせや広告も合わせると、数千行の入稿データを生成しなければなりません。

今時のGoogle広告は学習が強化されているので、そこまでたくさんのキーワードを入れなくても成果を出せることはありますが、クライアントの要望で入稿しなければならないものもあるので、データが大きくなりがちです。

レポートデータが多すぎる

配信開始後のデータ集計も、広告運用者を悩ませる作業タスクです。

定型レポートは形が決まっていても、「日別で見たい」「キーワード別で見たい」と、クライアントや上司からの要望は際限がありません。

もちろん、なんだかんだ理由をつけて断る作業も多いですが、押し切られてやらざるを得ないときもあるんですよね。

そして、それがいつの間にか定例報告することになっている……。そして仕事がどんどん増える。

Google広告だけ、Yahoo!広告だけというように媒体の数が限られていれば対応も可能ですが、TwitterもFacebookもLINEもとなるとさすがに厳しいものがあります。加えて「GAのデータも紐付けたい」「バナーの画像も貼って欲しい」という要望まであると絶望感しかありません。

Webデータの取得が多すぎる

カスタムオーディエンスのユーザーリストを作る場合に、関連サイトのURLやキーワードを大量に集めなければならない場合があります。Twitter上から特定のキーワードを含むツイートを集めることも。

数十件程度なら手作業でも良いのですが、大抵の場合は数百件から数千件となる場合が多いです。

理想を実現するならプログラミング

入稿データ作成もレポート作成も、その多くは単純作業です。

いくらExcel関数を使いこなしたところで、扱うデータが大きかったり数が多かったりすると、人力では太刀打ちできない領域になります。

そこでプログラミングの出番です。

例えば入稿データ作成であれば、設計書のExcelにVBAのプログラムを書いておけば、ボタンひとつで入稿データを生成することが可能です。

レポーティングも、Excelベースでやるのなら、媒体からエクスポートしたデータを所定のディレクトリに配置するだけで、自動的にVBAでレポート生成することが可能です。

Googleスプレッドシート(Google Apps Script)が使える環境なら、API連携で必要なデータを媒体から直接シートに書き出すこともできます。

入稿データ生成ツールやレポーティングツールは市販のものもありますが、セキュリティポリシーの問題で、データを外部のサーバに置けない場合も多いです。ツールに頼りきりで、転職したり独立したりで環境が変わったら、実は何もできないことに気づいた……ということにならないようにしましょう。

プログラミングができるなら、環境に合わせて最適な方法を考えられます。

プログラミングは難しい?

プログラミングと聞いて苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか。私もそうでした。

ですが、始めてみれば、それがただの食わず嫌いであることに気づくはずです。

私は30歳を過ぎてからプログラミングに出会いました。始めてみて「なぜもっと早く挑戦しなかったのか」と後悔しました。

「変数」「条件分岐」「ループ」という三つの要素さえ理解するだけで、さまざまなことができるようになります。

また、一つの言語を覚えれば考え方は同じなので、他の言語にも横展開が可能です。私はVBAから始め、次にPythonに挑戦、さらにJavaScriptを覚え、PHPにも手を出しました。この間2年ほどです。今では業務で使うツールを開発したり、スクレイピングでデータを集めたりと、かなり使いこなせています。

何か一つ言語を覚えてしまえば、苦手意識を克服でき、新しい言語にも抵抗なく挑戦できます。これは大きな発見でした。

どの言語でもいいので、始めることが大切です。

プログラミングで解決できる広告運用業務3選

プログラミングでできることは無限大です。

広告運用業務でも、手作業でやるよりも圧倒的に(数百倍、数千倍という単位で)速く終えることができます。

プログラミングによって秒速で片付く作業を三つご紹介します。

入稿データ作成

複数のキャンペーンに同じ構成で広告グループや広告を入稿する。キーワードグループAとキーワードグループBの掛け合わせを作る。こうした規則性のある作業は、プログラミングの得意分野です。

プログラミングで自動化してしまえば、手作業でコピペしていたのがばかばかしくなるほど、あっけなく終わります。

Excel VBAやGoogle Apps Scriptなど、スプレッドシート操作が得意な言語で行うのがおすすめです。

レポーティング

GoogleアナリティクスやGoogle広告のAPIを使えば、欲しいデータを欲しい単位で抽出することができます。

Google Apps Scriptを使ってスプレッドシートに書き出せば、Excel関数の重たい処理から開放されます。トリガー機能を使って自動実行すれば、最新データを関係各所に毎朝メールするといったことも可能です。

API操作やデータ加工は、PythonやPHPなどのサーバーサイド言語でも行えます。

Webスクレイピング

Webスクレイピングとは、WebサイトのHTMLを解析し、キーワードなどを抽出することを言います。

リスティング広告で使うキーワード抽出などで威力を発揮します。

スクレイピングを使えば、クライアントのWebサイトから秒速でキーワードを抽出できます。手作業に比べて圧倒的に速く、抜け漏れもなくなります。

スクレイピングは、対象サイトに負荷をかけることになるものです。利用規約をよく読んで、スクレイピングを禁止しているサイトでは行わないようにしましょう。

どの言語を学べば良いか

Google Apps Script/JavaScript

Googleスプレッドシートが使える職場なら、Google Apps Script(GAS)が便利です。

できることはVBAと似ていますが、APIを使ってGoogleアナリティクスのデータを取得できるなど、よりWebとの親和性が高いです。

トリガー機能を使って定期的に自動実行できるのも魅力です。自動レポート更新などで便利に使えます。

文法はJavaScriptと同じなので、タグマネージャーのカスタマイズなど、Webマーケティングの他の仕事にも応用が効きやすいというメリットもあります。

Python

Webサイト上からデータを取得するスクレイピングを行うのに向いているのがPythonです。

Pythonは、データ解析に向いたライブラリが充実しており、VBAやGASよりも簡単に高度なスクレイピングを行うことができます。

対象のWebサイトからキーワードを抽出したり、競合サイトのタイトル・ディスクリプションを抜き出してリスト化したりと、便利に使うことができます。

Excel VBA

ビジネスの現場ではお馴染みのExcelの中にもプログラム言語が搭載されているのはご存知でしょうか。

VBA(Visual Basic for Applications)です。マクロという方が馴染みがあるかもしれません。

Excelシート上で計算したりデータを読み込んだりといった作業を自動化できます。

VBAは事務職が使うというイメージが強いかもしれませんが、Webマーケティングや広告運用の現場でももちろん役立ちます。主に、広告入稿データ作成やレポーティングで威力を発揮します。

どんな会社でもExcelは使っているはずなので、環境を選ばず使えるのも魅力です。

なぜかVBAはバカにされがちですが、立派なプログラム言語ですよ。

番外編:RPA

RPA(Robotic Process Automation)をご存知でしょうか。

手作業で行う定型作業を自動化することが可能です。

マウスクリックが主体になるユーザーインターフェースを自動で操作をしたい場合など、プログラミングだけでは解決できないような作業に有効です。

有名どころではUiPathです。基本無料で使えるので、試しに導入してRPAがどんなものか見てみるのも良いでしょう。

RPAを利用する場合も、プログラミングの知識があると理解しやすいです。RPAは、コードを書かないプログラミングだと考えた方が良いです。

プログラミングはどうやって学ぶ?

プログラミングを学ぶのに、もっとも手っ取り早いのはプログラミングスクールです。しかし、数十万円の授業料がかかるのがネックです。

もしも時間的に余裕があるのなら、本や動画サイトで独学してみましょう。

独学する

プログラミングは独学も可能です。

UdemyYouTubeなどの動画、書籍、プログラミング学習サイトProgateなどで学ぶと良いでしょう。

独学のコツは、複数教材に同時に取り組むということです。

例えば、書籍で学んでつまづいたら動画学習に切り替え、ある程度理解が進んだところで書籍に戻る。やる気が出ない時はProgateのような軽めの教材に取り組んでみる。などなど。

とにかく、毎日少しずつでもいいので、間を空けずに学ぶことです。

プログラミングで挫折するのは、学習を習慣化できない人です。進んでいる実感がなくても、とにかく手を動かしましょう。

また、基本的な文法を覚えたら、ツールなどを自分で考えて作ってみましょう。例えば、キーワードの掛け合わせツールutmパラメータ生成ツールなど、広告運用の実務で役立つものを作ってみるのがおすすめです。

プログラミングスクールに通う

独学はどうしても難しいという方は、プログラミングスクールに通うのを検討しても良いでしょう。

スクールの良いところは、自分がわからないところを質問できる双方向性があるところです。

オンライン型通学型があるので、自分にあったタイプのスクールを選びましょう。

スクールによっては、目的の言語がない場合もあります。はじめに自分が何を学びたいのかを考えて、目的にあったスクールを選びましょう。

Google Apps Scriptにも応用が効くJavaScriptやPythonが学べるのはテックアカデミー、VBAは1st-stepで学べます。

テックアカデミーは無料体験できるので、まずは体験してみて、それから決めるのもありだと思います。

独学でもスクールでもいいので、まずは一歩踏み出しましょう。

まとめ

広告運用業務の課題をプログラミングで解決できることを紹介してきました。

今やっている仕事が単純作業ばかりになっていると感じたなら、それらを自動化する手段を考えてみてください。

プログラミングを知っているのと知らないのとでは、見える世界が違います。

プログラマーになる必要はありません。自分の作業を処理できればいいので、必要最低限のことだけ覚えましょう。

プログラミングは独学も可能です。動画や書籍、プログラミング学習サイトなどを活用して学びましょう。お金に余裕があってスピードを求めるなら、プログラミングスクールを利用しましょう。

あなたのビジネスライフが少しでもよくなることを願っています。

Webマーケターがプログラミングを覚えるメリットは他にもたくさんあります。詳しくは、マーケターにプログラミングスキルは必要?【実体験から語る】を読んでみてください。

手に職を付けて自由なキャリアを手に入れよう

  • 将来について漠然とした不安がある。
  • クリエイティブな仕事に憧れがある。
  • 場所や時間にとらわれない自由な働き方がしたい。

でもスキルがない…。

そう諦めていませんか?

あなたの行動一つで、未来はいくらでも変わります。私自身、Web業界に転職することで、場所や時間の自由を手に入れました。

ただし、未経験の業界にいきなり飛び込むのはギャンブルみたいなものです。転職の成功率をあげたいなら、プロに教わるのがセオリーです。

スキルや経験がないけどお金に余裕があるのなら、プログラミングスクールに通うのを検討してみても良いでしょう。多くのスクールは、無料でカウンセリングや体験授業を受けることができます。

以下の記事で詳しく書いたので、参考になさってください。

なぜインターネット・アカデミーは30代スキルなしでも転職成功できるのか

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