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スキルもキャリアもない人にWeb転職をすすめる理由【未経験でも大丈夫】

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スキルもキャリアもなく、気が付けば20代後半…。
転職を繰り返したせいで就職先の選択肢が減ってしまった。
今後どうすればいいのかわからない。

そんな方に向けた記事です。私自身が30歳手前で思っていたことでもあります。

こんにちは、おるんです。20代で6回の転職を繰り返したジョブホッパーです。

結論、スキルもキャリアもない人はWeb業界に転職することをおすすめします。

業界全体が伸びており慢性的に人手不足のIT業界では、大手企業でも未経験者を正社員雇用しているところがあります。ITエンジニアやWebマーケターの経験者採用は本当に難しいので、見込みのある未経験者を採用して育成しようということですね。

私の所属していたIT企業も、まさにそんな会社でした。

私自身、30歳になる年に未経験でIT業界に転職しました。システムエンジニアのアシスタントや広告運用者を経て、現在はフリーランスWebマーケターとして働いています。

WebやITと聞くと「エンジニア」を思い浮かべるかもしれませんが、ほかにもさまざまな職種があります。あなたの経歴を活かせる職種も見つかるかもしれません。

この記事では、スキルもキャリアもない人がWeb業界に転職するための方法について解説します。

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Web業界転職をすすめる理由

スキルなし、キャリアなしの人にこそ、Web業界への転職をおすすめします。業界全体が伸びていることやリモートワークが可能になるなど、業界に入ることで格段に選択肢が広がるからです。

一つずつ解説します。

業界全体が伸びている

転職の基本は伸びている業界に行くことです。

Webは、まさに伸びている業界の代表例です。

わかりやすいのが、デジタルメディアの分野です。電通が発表している日本の広告費によれば、2021年にWeb広告がついにマスコミ4媒体(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)の合計を抜きました

人々が情報を得る手段が完全にWebに移ったことを象徴する出来事です。

参考:2021年 日本の広告費 – 電通

これはマーケティングに限った話ではありません。Web上のデータ流通量が増えるということは、それを支えるITインフラも拡大の必要があるということです。マーケターやデザイナーだけでなく、インフラやシステムの構築や運用を行うエンジニアの仕事はどんどん増えています。

他にも、家電や自動車のIoT化など、日常のさまざまなことがWebと連動するようになりました。

WebやITの技術は、今や道路や水道のように生活に不可欠な社会インフラとなっているわけです。これらは日々の生活の中でも実感があるのではないでしょうか。

学習環境が充実している

Web技術は学習環境が充実しており、個人でも入門しやすい分野です。

環境さえ構築すればプライベートのパソコンでもプロと変わらないものが作れます。

小学校でプログラミングが必修化された影響もあり、今は空前のプログラミングブームです。YouTubeProgateなどをはじめとして、ある程度のレベルまでは無料で勉強することができるコンテンツも増えています。

もちろんプロになるには、よりレベルの高い学習や実務経験が必要ですが、一人でもスキルを身につけやすいのがITの特徴なのです。

スキルの横展開が可能

Webはスキルの横展開がしやすい分野でもあります。

例えばWebサイトにプログラミングで動きをつけるフロントエンドエンジニアという職種の場合、プログラムスキルを活かしてマーケティングツールのカスタマイズを行ったり業務の自動化を行ったりと、まったく別の業務に転換することも可能です。

また、何か一つのプログラミング言語を使えるようになれば、その考え方をもとに別の言語を習得することも可能です。よく「最初に何の言語を学ぶべきか」と悩む人がいますが、覚えやすい言語や興味のあるものを学べば、あとでいくらでも潰しが効きます。

私自身、Web広告運用の仕事で業務効率化のために覚えたプログラミングスキル(VBA:Excel上で動くプログラム言語)を横展開してJavaScriptを習得し、Webサイトからデータを取得するなど活かしています。

リモートワークできる

リモートワークがしやすいのも、Web業界をおすすめする理由の一つです。特に地方に住んでいる人には恩恵が大きいです。

コロナ禍をきっかけに、リモートワークに対する世の中的な抵抗感が薄れています。転職サイトの求人情報を見ても「フルリモート可」という単語を見ることも多くなってきました。

私の所属していた会社でも、コロナ禍以降は週の半分程度は在宅ワークを許可されていました。フリーランスとなった今では、地方に引っ越したということもあり、完全リモートワークです。

ITスキルを身につければ、働く時間や場所も自分の都合に合わせて自由に選べるようになるのです。

フリーランスになれる

将来独立し会社に縛られない生活を送りたいなら、ITスキルを身に付けるのがダントツで近道です。

Webサイト制作やデザインなど、ITスキルを生かしたフリーランスの案件は無数にあります。クラウドソーシングサイトやフリーランスエージェントを使えば、ゼロから自分で営業しなくても案件を獲得できます。

私は家庭事情で地方に転居せざるをえなくなりましたが、もしもITスキルを身につけていなければ今ごろ就職先に困っていたことでしょう。フリーランスという選択肢を手に入れたことで、地方への転居もすぐに決断できました。

服装が自由なことが多い

IT業界の中でも特にWeb業界は、服装が自由な場合が多いです。

デザイナーやエンジニアなどのクリエイター系の人材が多く、さらに営業マンやディレクターもクリエイター出身だったりするので、基本的には服装規程が緩いです。

スーツを着るのが嫌だという人は、Web業界なら向いています。

スーツを着たくない人はWeb業界で働けば良いと思う【基本私服でOK】

未経験で目指しやすいWeb職種

残念ながら「誰にでもおすすめの職種」というものはありません。

ですが、未経験者を受け入れる許容度の高いIT職種は存在します。

ここでは、未経験者でも目指しやすい職種を紹介します。私の職業柄、すべてWeb系ばかりになってしまいましたが、他にもインフラエンジニアやプログラマーなど頑張り次第で挑戦できる職種はあります。

どの職種を目指しやすいかは、その人の気質やバックグラウンドによります。自分の経歴を振り返って、目指すべき職種を選んでみましょう。

Webディレクター

Webディレクターとは、Webサイトを作るときの現場監督のような仕事です。

クライアントからヒアリングした内容をもとに、「どのようなWebサイトを作るべきか」という方針を決め、制作フェーズに入ったらデザイナーやエンジニアの進捗管理を行います。

自分自身でデザインをしたりコーディングすることはありませんので、スキルは教養程度にあればよく、未経験者にも挑戦しやすい職種です。

クライアント相手のフロント業務があるため、法人営業経験のある人なら即戦力として働けるでしょう。

私の知り合いにも、未経験でWebディレクターになった人がたくさんいます。私自身も経験は浅いですが案件によってはWebディレクションを行います。そんな時には過去の営業経験が活きていると感じる場面は多いです。

Webマーケター

Webマーケターとは、WebサイトやWeb広告、SNSなどを使いクライアントの売上アップに貢献する仕事です。

Webディレクターとも役割は似ているのですが、より上流の戦略構築段階の仕事をすることが多いです。

Webマーケターの定義は曖昧で、Web広告運用者やWebディレクター、データエンジニアのことを「Webマーケター」と呼ぶ場合もあります。大きく分けると、自社のWebマーケティングを担う「インハウスWebマーケター」と、広告代理店に所属しクライアントワークを行うWebマーケターがいます。

私も未経験からWebマーケターになり、上場企業のインハウスWebマーケターを経て現在はフリーランスとして働いています。業務として多いのは、サイト分析やSEOコンテンツ制作のディレクション、Webマーケティングツールの導入支援などです。フリーランスになってからは業務範囲がさらに広がり、ライティングやWebサイトディレクションも手がけるようになりました。

Webマーケターについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

参考:Webマーケティングって何する仕事?【現役Webマーケターが解説】

Webデザイナー(フリーランス)

Webデザイナーはイメージの通り、Webサイトの設計と構築を行う仕事です。デザイン業務だけでなく、HTML/CSSのコーディングやWordPressというブログシステムによるWebサイト構築も担当することが多いです。

Webデザイナーは他の2つの職種に比べると特殊で、未経験から正社員で仕事を探すのは相当難しいです。というのも、デザイナーとして採用されるかどうかは過去の制作実績ありきだからです。私の知り合いにも未経験からデザイナーになった人はいますが、本当に少ないです。デザイナー志望で制作会社に入ったものの、結局デザインはやらせてもらえずに退職する人も多かったです。

チャンスがあるとすればフリーランスでしょう。こちらは副業からのチャレンジになりますが、実績さえあれば仕事を受注できる可能性はあります。

案件のイメージを確認する意味でも、まずはクラウドワークスやココナラなどのクラウドソーシングのサイトをのぞいてみましょう。

また、デザイナーは他の職種に比べコスト的なハードルも高いです。年間7万円程度かかるAdobeツールの契約はマストですし、ツールの習得やデザインの基礎をマスターするのにオンライン講座やスクールに通うなど何かとお金がかかります。

それでも目指したい場合には不可能ではないのでチャレンジしてみてください。

未経験で Web業界を目指す時の年齢の壁

IT業界を目指すときの年齢の壁

どんな業界でもそうですが、年齢は転職のしやすさに直結します。

本来は求人に年齢制限をかけることは禁止されていますが、現実的には年齢の壁があります。採用する側に立ってみれば、若い人は覚えも早い(イメージがある)し、部下が年上だとやりづらいということもありますからね。

ここでは私の採用担当者としての経験をもとに、年代別での未経験入社のしやすさを考察します。

20代半ばまではまったく問題なし

文系で完全な未経験でも、20代半ばまでならまったく問題ありません。

IT業界は慢性的に人手不足であり、20代半ばまでの人は喉から手が出るほど欲しがる企業ばかりだからです。プログラミングスクールなどに通わなくても、OJTや研修で育てるつもりの企業は多いはずです。

さすがにAIやデータサイエンスの分野は理系の素養がなければ難しいですが、Web系なら開発でもマーケティングでも努力次第で目指せます。

年齢だけでも勝負できる貴重な期間なので、企業選びには時間をかけましょう。

ただし、売り手市場だからといって、モチベーションの低い人は当然ながら受かりません。「なぜIT業界を目指すのか」という自己PRだけはよく練りましょう。

ウズキャリのような、IT業界に特化した就職サポートを受けるのがおすすめです。無料でIT学習や面接・書類対策のサポートを受けられます。

ウズキャリIT

20代後半から30代前半は苦労するが不可能ではない

30代前半までなら、大手でも面接まで進めることは多いでしょう。

私の所属していた会社でも、30代前半までの未経験転職の方はたくさんいました。私自身も、ちょうど30歳の時に未経験でIT転職しています。

このくらいの年齢までは、年下の人が上司になるということもあまりないので、企業側の心理的にも採用しやすいのだと思います。

とはいえ、年齢が高くなるほど不利になるので、思い立ったらすぐに行動に移しましょう。

30代半ば以降は不可能ではないが難しい

30代半ば以降でのIT転職は不可能ではありませんが、相当難しいということは覚悟しておいた方が良いです。

私もIT企業で採用担当をしていた際には、未経験の30代半ばの応募者の書類は、かなり厳しい目で見ました。書類を通過することはほとんどなかったはずです(本当は年齢を理由に採用を断るのは違法なんですけどね…)。

それでも、本当にごくわずかですが、30代半ばからIT転職して成功した人も知っています。「30代で未経験のチャレンジをするというのはどんな覚悟があるのか?」という点で、納得感のある説明ができる人なら戦えるでしょう。また、タイミングも重要なので、とにかく受かるまでチャレンジするのも一つの方法です。後の方で書いている転職を成功させる方法についても参考にしてください。

30代で転職できるIT職種は限られますが、Webディレクターや営業など、コミュニケーション能力を活かして働ける職種なら可能性はあります。エンジニアやデザイナーなどの技術職は、正社員として入社するのは本当に狭き門です。20代の低賃金で働いてくれる候補者がライバルとしているわけですからね。

技術職を目指す場合には、まずは営業やディレクターとして入社して、後からスキルチェンジするなどの戦略が必要です。

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未経験でIT転職するときの会社の選び方

会社の選び方

未経験者だからこそ、最初に入る会社はしっかり選びましょう。

なかなか選考に通らないからといって、受かった会社のことをよく調べもせずに入ると失敗のもとです。

企業規模が大きい

未経験でIT業界を目指す時には、社員数が数百人単位でいるような規模の大きい会社を選びましょう。

未経験者にとって重要なのは、入社後にどの程度の教育をしてくれるかです。未経験で教育体制のない会社に入ると悲惨です。どんどん降ってくる仕事をさばききれずに潰れてしまうリスクがあります(経験あり)。

数百人規模の会社であれば、大抵は研修などの制度が整っているはずです。また、社員数が多い分仕事に余裕ができやすいので、先輩社員が色々教えてくれることが多いです。

また、規模の大きい会社はクライアントも大手が多いので、技術レベルの高い案件でスキルを磨けるチャンスも増えます。

初期研修が充実している

企業規模の部分と重なりますが、初期研修が整っている会社かどうかは入社前に確認しておきましょう。

未経験の人にとって、入社時の初期研修は重要です。私自身、一度目にIT業界に転職したときは、教育制度のまったくない会社に入ってしまいました。仕事についていけず、最後には心を病んでバックレ退職という最悪の結果になりました。

参考:こんな転職はやめとけ|私が3ヵ月で辞めた理由【Webマーケティング転職失敗談】

面接で研修の内容については詳しく聞いておきましょう。

継続的に育ててくれる

入社してすぐの研修だけでなく、継続して育ててくれる仕組みがあるかどうかも確認しておきましょう。

ITは変化の激しい分野です。常に最新の技術動向を学び続ける姿勢が大切になります。

とはいえ、自分一人で学べることにも限界があります。そんな時に、社内で勉強会を開いたりするような文化のある会社なら安心です。

また、技術書の購入や資格取得にかかる費用を補助してくれる会社もおすすめです。

そういった会社は、社員を大切に扱ってくれる可能性が高いので、残業時間や福利厚生なども充実している場合が多いです。

SESという働き方を知っておこう

IT業界で働く際に切っても切れないのが、「SES(System Engineering Service)」という働き方(正確には企業間の契約形態)です。

SESとは、IT技術者の「労働力」に対して対価をいただく契約形態です。派遣契約と似ていますが、クライアントからの指揮命令で動くわけではない点が異なります。

とはいえ、実態は派遣もSESもエンジニアの働く環境に大きな違いはありません。自社ではなく、クライアント企業に常駐してプログラムを書いたりWebサイトを運用したりします。

よく「SESはブラック」とか「やめておけ」などという意見を聞きますが、世の中の「IT企業」の大半がSES契約を行っています。ブラックかどうかは会社によるとしか言えません。

私の所属していたIT企業も、正社員で雇用した社員をSESや派遣契約でクライアントに送り出していました。私も送り出される側になったこともあれば、送り出す側になったこともあります。

働いてみた実感としては、「色々な会社を知れて、色々な技術やノウハウを得られて楽しい」という部分が大きいです。

SESに限ったことではありませんが、同じように正社員として雇用されてクライアント先で働く話は以下の記事でも書いています。

参考:「やめたほうがいい」は誤解|正社員型(常用型)派遣のメリットを経験者が語る

未経験のIT転職を成功させる方法

私が採用面接官として携わった経験と私自身の転職経験から、未経験でIT転職を成功させる方法について解説します。

エンジニア市場は人手不足ではありますが、誰でも入れるということはありません。売り手市場なのは経験者市場のみなので、未経験者はそれなりに対策が必要です。

とはいえ、そんなに難しいことではありません。技術というよりはマインドの強化がメインになります。

納得感のある転職理由を持つ

未経験からIT業界を目指そうとすると、転職活動で必ず聞かれるのが「なぜ未経験でIT業界を目指すのか」という点です。

私も面接官という立場で必ず聞いていましたし、未経験で転職する際にも毎回聞かれました。

ここで重要なのが、「納得感のある転職理由を持つ」ということです。これは自分の経験にもとづいて説明できると強いです。

例えばこういうことです。

転職理由の例

コンビニでアルバイトをしていたときに、無人レジのニュースを見て、このまま自動化が進むと自分の仕事がなくなるかもしれないと危機感を覚えました。無人レジを実現させるIT技術がどんなものなのか興味を持ちプログラミングを始めました。

後付けでも構わないので、自分の経験とITとを結びつける接点を探してみてください。それが納得感のある転職理由や志望動機につながります。

自己学習は必須

未経験でIT転職を成功させるためには、ある程度独学で勉強するのが大切です。

応募してくる方の中で多かったのは、「今は何もしていないが、入社したら頑張って覚えます」という回答です。ですが、「入社してから勉強」では遅いです。

せめて「プログラミング学習サイトで勉強中です」くらいには答えてほしいです。

面接官も、落としたくて面接をしているわけではありません。人手不足なので、より多くの人を二次面接に進めたいと考えています。

ですが、「今は何も勉強していない」という人を通すわけにはいかないのです。

プログラミングは、始めてみれば本当に面白いので、遊びだと思って気軽に取り組んでみましょう。

落ちても諦めない

何度選考に漏れても諦めずに挑戦してください。これが一番重要です。

未経験でIT転職を成功させるのは簡単ではありません。

特に30代以上になると、面接どころか書類も受からないということが大半でしょう。

それでも諦めずにチャレンジしてください。しっかりと対策すれば未経験でもIT転職を成功させることは可能です。

最初に入る会社は踏み台にする

最初から「良い会社」に入れるとは期待しない方が良いです。

スキルを身につけて、より良い環境にステップアップするという意識でいましょう。

福利厚生や残業時間などの労働環境には目をつぶる必要もあるでしょう。

また、はじめは期待したほど年収も上がらないはずです。一社目は修行と割り切って、スキルアップに集中しましょう。

「IT業界を目指す目的」を見失わないでください。

未経験者が最低限持っておくべきスキルや知識

教育制度があるとはいえ、ITエンジニアに挑戦するには自己学習も必要です。

私も採用面接を担当していたからわかるのですが、自分で勉強せずに研修頼りの人は一次面接を突破できません。

IT系のスキルは個人でも学べるものがたくさんあります。個人でできることすらやっていない場合、面接官としては「本当は興味がないのかな?」と思わざるをえません。

当然ながら未経験なので即戦力レベルのスキルは求めていませんが、「やる気」を見せるためにも基礎的なスキルはあった方が良いでしょう。

また、特にWeb系に転職する場合には、資格よりも実務で使えるスキルや知識の方が重要視されます。

パソコンを買う

スキルとは違いますが、パソコンは絶対買いましょう。

たまにパソコンを持っていない人が応募してくることがありますが、まともな会社なら間違いなく落ちます。「やる気」が感じられないということもありますし、そもそもパソコンすら持っていない人は、どんなに充実した研修にもついていくことは難しいからです。

OSはMacでもWindowsでも構いません。激安のものや中古でもまったく問題ないので、必ずパソコンは用意して使えるようにしておきましょう。

コミュニケーション能力

意外かもしれませんが、IT業界でもコミュニケーション能力は非常に重要視されます。

IT業界で求められるコミュニケーション能力というのは、相手の要望をヒアリングし、それを叶えられる方法をまとめ、的確に提案できる能力です。

これはIT未経験の人でも応用が効くはずです。例えばアパレルに勤めている人なら、店頭に来たお客様の好みに合わせたアイテムを提案できる能力が活かせます。

クライアントによっては、「ITスキルは教えられるから未経験でも良い。とにかくコミュニケーション能力が高い人が欲しい」という要望をもらうこともあるほど重要なスキルです。

エクセル&パワポ

IT業界ではエクセルやパワポを多用します。Webディレクターやマーケターならなおさらですが、SEもプログラムを書くよりもエクセルを触っている時間の方が長いと言われるくらいよく使います。

オフィスワークを経験した人なら、エクセルやパワーポイントはお馴染みのツールなので、そのままスキルとして活かせます。

まったくの他業種から転職するという人も、シフト表や見積書などをエクセルで作った経験はあるかもしれません。身近にあるOffice系のツールに注目して、少しずつでも学んでみると良いでしょう。

IT業界の人でもエクセルやパワポを本当の意味で使いこなせる人は多くないので、これらを使えるだけでもアピール材料になります。

プログラミング言語

なんでも良いので、プログラミングを何か一つは勉強しましょう。

これはディレクターや営業などの非エンジニアを目指す方もやった方が良いです。業務でエンジニアやデザイナーと話をするときの共通言語になるからです。

HTMLなどのマークアップ言語でも構いませんし、使いこなせるようになる必要はありません。プログラミングをやったことがあるのとないのとでは、クライアントやチームメンバーからの信頼感がまったく違います。

私のおすすめはJavaScriptです。環境を選ばず使えて文法も覚えやすく、使える場面が非常に多いからです。Webマーケターになる場合にも、プログラムが書けることでツールのカスタマイズができるなど仕事の幅が広がります。

参考:マーケターにプログラミングスキルは必要?【実体験から語る】

スキルの学び方

プログラミング言語の学習方法

プログラミングなどのITスキルは独学で身につけることもできます。また、スクールなどを除けば低コストで学べるのも特徴です。

ブログ

Webスキルを学ぶのに最も手っ取り早いのが、ブログを立ち上げるということです。最近は副業としてブログ運営を始める人も多いと思いますが、Web業界に転職したいなら、これ以上ないという選択肢だと思います。

サーバ代などのコストはかかりますが、WordPressでブログを作れば、設定やカスタマイズの過程でHTMLやPHPなどの言語に少なからず触れることになります。

ブログ運営については、【最強の独学法】Webマーケターになりたいならブログを始めようで解説しているのでご覧ください。

学習サイト

プログラミング言語を学ぶのにおすすめなのが学習サイト「Progate」です。

ブラウザ上で実際にプログラミング言語を書きながら学べるので、「何から手をつければ良いのかわからない」という方でも取り組みやすいでしょう。

基本的な文法などは無料で学習することができるのも魅力です。試してみてもっと学びたいと思えるなら有料プランに進むのもありでしょう。

私も新しい現場に入る時によくお世話になります。

動画学習

動画学習の良いところは、実際にプログラムのコードを書いているスピード感などを知れる点です。

また、本では理解しづらい概念的な部分も、動画でならわかるということもあります。

私も何か新しい知識を学ぶ際には、まずYouTube動画で概要をつかんでから、本で詳しく学ぶということをよくやっています。

YouTubeでは、基礎からプログラミングを教えてくれるチャンネルも多数あります。言語の基礎を覚えるだけなら、YouTube動画だけで十分です。

より詳しく学びたい場合には、Udemy で体系的な動画講座を購入するのも良いでしょう。

プログラミングスクール

独学よりも誰かに教わりたいという人は、プログラミングスクールに通うことをおすすめします。

スクールの良い点は、学習の進捗管理をしてもらえるという点です。独学だと「明日でもいいか」と怠けてしまうこともありますが、スクールの場合は通わなければならないという義務感があるので、嫌でも勉強がはかどります。

挫折しそうな時にも講師に解決策を聞けるのも良いですね。

スクールによっては転職支援サービスを行っているところもあるので、転職エージェント代わりに利用するのもありです。

スクールのデメリットはコストが高いという点ですが、国の補助金を使うことができる場合もあるので、カウンセリングで相談してみると良いでしょう。

私のおすすめはインターネット・アカデミーです。年齢や経験に関係なく就職サポートをしてくれる点や、卒業生同士のコミュニティが手に入る点が魅力です。詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。

参考:なぜインターネット・アカデミーは30代スキルなしでも転職成功できるのか

まとめ

スキルもキャリアもないという人には、IT業界の転職をおすすめします。

業界全体が伸びていることや、学習環境が整っていることから、未経験でも努力次第で年収アップやスキルアップが期待できます。

未経験で挑戦する場合には年齢の壁もありますが、それぞれ自分に合った戦略で挑戦すれば転職は不可能ではありません。

IT業界への転職を成功させるために、最低限のスキルを学んでおきましょう。学習サイトやYouTubeを活用すれば、ある程度のレベルまでは無料で独学できます。

一人で学ぶのが不安だという方は、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。転職サポートも受けられるスクールなら、転職エージェント代わりに使うことも可能です。

私の経験上、未経験からIT業界への転職は可能です。

あなたのキャリアが良い方向に向かうことを願っています。

手に職を付けて自由なキャリアを手に入れよう

  • 将来について漠然とした不安がある。
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でもスキルがない…。

そう諦めていませんか?

あなたの行動一つで、未来はいくらでも変わります。私自身、Web業界に転職することで、場所や時間の自由を手に入れました。

ただし、未経験の業界にいきなり飛び込むのはギャンブルみたいなものです。転職の成功率をあげたいなら、プロに教わるのがセオリーです。

スキルや経験がないけどお金に余裕があるのなら、プログラミングスクールに通うのを検討してみても良いでしょう。多くのスクールは、無料でカウンセリングや体験授業を受けることができます。

以下の記事で詳しく書いたので、参考になさってください。

なぜインターネット・アカデミーは30代スキルなしでも転職成功できるのか

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